ツルハホールディングス(証券コード:3391)から、2026年2月末権利分の株主優待が届きました。
今回届いたのは、ツルハグループ株主ギフト券5,000円分です。
以前のツルハ優待といえば「5%割引カード」の印象が強かったのですが、
2026年2月末基準から制度が大きく変更され、100株でも5,000円分のギフト券がもらえる形になりました。
しかも、ウエルシアHDとの経営統合により、公式HPでは「ツルハグループおよびウエルシアグループ各店舗」で利用できる案内になっています。
ドラッグストア優待としては、かなり家計に直撃するタイプです。
この記事では、実際に届いた書類の写真をもとに、ツルハHDの株主優待の内容、
使い方、最新株価から見た配当利回り・優待利回り・総合利回り、事業内容、ウエルシア統合後の将来性、財務、買い時までまとめていきます。
まず結論。100株保有の総合利回りは約5.02%
2026年5月28日時点のカブタン掲載株価1,951.5円をもとに計算すると、100株保有時の利回りは以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 株価 | 1,951.5円 |
| 最低投資額 | 195,150円 |
| 年間配当予想 | 48円 |
| 配当利回り | 約2.46% |
| 株主優待 | 株主ギフト券5,000円分 |
| 優待利回り | 約2.56% |
| 総合利回り | 約5.02% |
この利回りはかなり強いです。
とくにツルハHDは日用品、医薬品、食品、ベビー用品などを扱うドラッグストアなので、
優待券の使い道に困りにくいのがいいところ。
「もらったけど使いにくい優待」ではなく、生活費をそのまま削れる優待に近いです。
こういう優待がいちばんありがたい。
ツルハHDの株主優待の内容
ツルハHDの株主優待は、毎年2月末時点で100株以上を保有している株主が対象です。
2026年2月末基準分から、保有株数に応じて株主ギフト券がもらえる制度に変更されています。
| 保有株数 | 優待内容 |
|---|---|
| 100株以上500株未満 | 株主ギフト券5,000円分 |
| 500株以上1,000株未満 | 株主ギフト券10,000円分 |
| 1,000株以上 | 株主ギフト券15,000円分 |
結論から言うと、優待利回りだけを見るなら100株保有が最も効率的です。
| 保有株数 | 投資額の目安 | 優待額 | 優待利回り |
|---|---|---|---|
| 100株 | 195,150円 | 5,000円 | 約2.56% |
| 500株 | 975,750円 | 10,000円 | 約1.02% |
| 1,000株 | 1,951,500円 | 15,000円 | 約0.77% |
500株、1,000株に増やすほど優待額は増えますが、利回りは下がります。優待目的なら、まずは100株が一番わかりやすいです。
ツルハ優待はウエルシアでも使える?
ツルハHD公式の株主優待ページでは、
株主ギフト券はツルハグループおよびウエルシアグループ各店舗で利用可能と案内されています。
つまり、これまでツルハ店舗が近くになくて使いにくかった人でも、
ウエルシアが生活圏にあるなら一気に使いやすくなる可能性があります。これはかなり大きい変更です。
使えないものもあるので注意
公式HPでは、株主ギフト券の利用対象外として、たばこ、雑誌、書籍、商品券などの一部商品、調剤の支払い、オンラインショップなどが案内されています。
なので、普段の買い物で日用品や食品、医薬品、ベビー用品などに使うのが基本線です。
おつりが出るタイプではないため、1,000円券をうまく使い切るのがコツになりそうです。
使用期限と寄付の期限
今回届いた案内では、買い物で使う場合の使用期限は2026年11月30日でした。
また、株主ギフト券を使わずに寄付することもできます。寄付を希望する場合は、
未使用の株主ギフト券冊子を同封の返信用封筒で返送します。
今回分の寄付申込期限は2026年6月23日消印有効です。
ツルハの株主優待は廃止?どうなる?変更点を整理
現時点で整理すると、株主優待そのものが廃止されたわけではありません。
大きな変更点は、以前の5%割引カードが廃止され、株主ギフト券中心の制度になったことです。
| 変更前のイメージ | 変更後の内容 |
|---|---|
| 株主優待カードで5%割引 | 2026年2月末基準から廃止 |
| 長期保有や自社商品など複数の制度 | 株主ギフト券に一本化 |
| ツルハグループ中心 | ウエルシアグループ店舗でも利用可能へ |
| 1株分割前の株価水準で必要資金が重め | 5分割後は100株単位で買いやすくなった |
割引カードをヘビーに使っていた人には改悪に感じる部分もあります。
ただ、100株で5,000円分のギフト券がもらえるようになったことで、
優待利回りはかなり見やすくなりました。
とくに、5分割後の100株保有で約20万円前後から優待が狙えるようになった点は、
個人投資家にとって大きいです。
事業内容。ツルハHDは何の会社?
ツルハHDは、ドラッグストア事業を中心に展開する大手企業です。
ツルハドラッグ、くすりの福太郎、ウォンツ、ウェルネス、レデイ薬局などを展開してきました。
そして最大のトピックが、ウエルシアHDとの経営統合です。
2025年12月にウエルシアHDがツルハHDの完全子会社となり、
あわせてイオンがツルハHDを連結子会社化しました。
ドラッグストア業界は、食品・日用品・医薬品・調剤を組み合わせた生活インフラ化が進んでいます。
ツルハHDは、ウエルシア統合によって一気に売上規模が拡大し、業界内での存在感がさらに大きくなりました。
将来性。中期経営計画で見たいポイント
ツルハHDの中期経営計画2028では、
2032年にドラッグストア業界で売上高・時価総額No.1を目指す方針が示されています。
統合前に作られた計画ではありますが、注目したい方向性ははっきりしています。
- PB商品の強化
- 調剤併設率の引き上げ
- 既存店の収益性改善
- DX、省人化、セミセルフレジの活用
- 国内外での店舗網拡大
中期経営計画では、2028年5月期に売上高1.4兆円、営業利益率5.8%、ROE10%、ROIC12%などを
目標としていました。
ただ、ウエルシア統合により2026年2月期の売上高はすでに1.45兆円となり、
2027年2月期会社予想では2.55兆円規模まで拡大する見通しです。
つまり、今後は「従来の中期計画を達成できるか」よりも、ツルハとウエルシアをどう統合し、
利益率をどこまで高められるかが焦点になります。
個人的には、売上規模の拡大そのものよりも、PB比率、調剤、物流効率、
店舗オペレーションの改善がどこまで利益に効いてくるかを見たいです。
規模だけ大きくなっても、利益率がついてこないと株価はなかなか評価されません。
業績と財務の状況
2026年2月期の連結決算は、売上高1兆4,505億円、営業利益630億円、
経常利益630億円、親会社株主に帰属する当期純利益426億円でした。
2027年2月期の会社予想は、売上高2兆5,550億円、営業利益994億円、
経常利益981億円、当期純利益415億円です。
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 最終利益 | 1株配当 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年2月期 | 1兆4,505億円 | 630億円 | 426億円 | 49.7円 |
| 2027年2月期予想 | 2兆5,550億円 | 994億円 | 415億円 | 48円 |
売上と営業利益は大きく伸びる予想ですが、最終利益は微減予想です。
ウエルシア統合後の費用、株式交換後の株数増加、のれんや統合コストなどを
市場がどう評価するかがポイントになります。
財務面では、規模拡大で資産・負債ともに大きくなっています。
ドラッグストアはディフェンシブな業態ですが、M&A後は統合作業に時間がかかります。
今は「安定優待株」とだけ見るより、統合後の利益体質を確認していく局面だと感じます。
最近の株価。高値から大きく下落中
カブタンの株価情報では、2026年5月28日時点の株価は1,951.5円でした。
2026年の年初来高値は1月8日の2,993円、年初来安値は5月27日の1,889円です。
一方で、株価が下がったことで利回りは上がっています。
100株保有なら、配当48円と優待5,000円分を合わせた総合利回りは約5%。
この水準まで来ると、優待目的の個人投資家にはかなり気になる価格帯です。
ツルハHDは買い時?僕の見方
僕の見方としては、100株だけならかなり検討しやすい水準だと思います。
理由はシンプルで、約20万円の投資で5,000円分のドラッグストア優待がもらえ、
配当も合わせると総合利回りが約5%あるからです。
生活費に直結する優待なので、額面以上に使いやすい。
ただし、チャートだけ見ると下落トレンドの途中です。
2026年5月27日に年初来安値1,889円をつけたばかりなので、
反発を確認せずに一括で買うのは少し怖さもあります。
100株の優待目的であれば1,900円台前半から2,000円割れは検討ゾーン。
ただ、1,889円を明確に割り込むようなら、もう少し株価が落ち着くのを待ちたいです。
また、ウエルシア統合後の決算が本格的に見えてくるまでは、
500株や1,000株まで一気に増やすより、
まずは100株で優待をもらいながら様子を見るのが現実的だと感じます。
ツルハHD優待のメリット・デメリット
メリット
- 100株で5,000円分のギフト券がもらえる
- 配当と優待を合わせた総合利回りが約5%
- 日用品や食品に使いやすく、家計改善効果が高い
- ウエルシアグループ店舗でも利用可能になり、使える範囲が広がった
- 5分割後で100株投資しやすくなった
デメリット・注意点
- 以前の5%割引カードは廃止
- 500株以上は優待利回りが下がる
- たばこ、雑誌、書籍、商品券、調剤、オンラインショップなどには使えない
- 株価は年初来高値から大きく下落しており、トレンドはまだ弱い
- ウエルシア統合後の利益率改善はこれから確認が必要
よくある質問
ツルハHDの株主優待は何株からもらえる?
100株以上からもらえます。100株以上500株未満で株主ギフト券5,000円分です。
権利確定月はいつ?
毎年2月末です。2026年5月に届いた優待は、2026年2月末時点の株主に対するものです。
ツルハの株主優待は廃止された?
株主優待そのものは廃止されていません。
ただし、株主優待カードによる5%割引は2026年2月末基準から廃止され、株主ギフト券中心の制度になりました。
ウエルシアでも使える?
公式HPでは、ツルハグループおよびウエルシアグループ各店舗で利用可能と案内されています。
今後の運用変更がある可能性もあるため、使う前に最新の公式情報を確認すると安心です。
100株、500株、1,000株のどれが一番お得?
優待利回りだけなら100株が最も高いです。
500株、1,000株でも優待額は増えますが、投資額に対する優待利回りは下がります。
まとめ。ツルハHDは「生活費を削れる優待株」としてかなり面白い
ツルハHDの株主優待は、2026年2月末基準から大きく変わりました。
- 100株で株主ギフト券5,000円分
- 2026年5月28日時点の総合利回りは約5.02%
- ウエルシアグループ店舗でも利用可能
- 5%割引カードは廃止
- 株価は下落中だが、利回り面ではかなり魅力が出ている
ドラッグストア優待は、家計に直接効きます。
外食優待やレジャー優待も楽しいですが、日用品や食品に使える優待は、節約効果がとてもわかりやすいです。
ツルハHDはウエルシア統合後の利益成長を見極める必要がありますが、
00株で5,000円分の優待がもらえる今の制度は、優待投資家にとってかなり注目度が高いと思います。
僕は今回の5,000円分、子どもの日用品と家庭の常備薬でしっかり使い切る予定です。
参考リンク
- カブタン:ツルハHD(3391)株価・業績・配当情報
- ツルハホールディングス公式:株主優待制度
- ツルハHD:株主優待制度の変更に関するお知らせ
- ツルハホールディングス公式:中期経営計画
- ツルハHD:2026年2月期 決算短信
「明日の日経平均が 上がる or 下がる を予想」するだけ。
外れても損しない“リスクゼロ”設計!
✅ 2択でシンプル、毎日続けやすい
✅ 外れても損しないから初心者でも安心
✅ ポイントはギフト券・電子マネー・現金に交換OK
✅ メール+パスワードだけで無料登録
📦 生活がちょっとラクになる!人気の株主優待まとめ
※株価・配当金・利回りなどの数値は、執筆時点の情報をもとに、Kabutan、Yahoo!ファイナンス・SBI証券・各社IR資料などを参考に筆者が独自に集計・算出したものです。市場の状況により変動するため、実際の投資判断はご自身で最新情報をご確認ください。



