朝日放送グループHD(9405)の株主優待｜QUOカード内容・利回り・買い時を解説【2025年版】

関西ローカルでおなじみの「おはよう朝日です」や「探偵！ナイトスクープ」など、人気番組を多数制作している朝日放送グループホールディングス（9405）。

テレビ朝日系列の準キー局として知られ、安定した放送事業に加えて、住宅展示場や通販などのライフ関連事業にも強みを持つ企業です📡

そんな朝日放送グループHDは、毎年届くオリジナルQUOカードの株主優待が魅力で、関西を中心に根強い人気を誇る「優待×高利回り」銘柄。

筆者のもとにも2025年12月上旬、実際に株主優待が届いたので、その中身を写真付きでレポート📦✨

この記事では、

朝日放送HDの優待内容（どんなQUOカードがもらえる？）
最新株価と配当利回り、総合利回りの計算🧮
事業内容と将来性（中期経営計画の注目ポイント）
株価の推移と買い時のタイミング
財務面の安定性や業績トレンド📊

など、投資初心者から優待マニアまで役立つ情報を全方位で解説していきます。

筆者が実際に届いた優待カードの写真も掲載しているので、「届くとどんな感じ？」「本当にお得？」と気になっている方の参考になれば嬉しいです😊

それでは早速、朝日放送グループHDの企業概要から見ていきましょう👇

✅朝日放送グループHD（9405）とは？どんな会社？
- 🎬 放送コンテンツ×ライフ事業の2本柱
- 🚀「持株会社化」後もコンテンツ力を武器に成長へ
🎁朝日放送HDの株主優待はQUOカード！内容と到着レポート
💹配当金と総合利回りは？【最新株価ベースでチェック】
🏦業績・財務の状況は安定している？
🚀中期経営計画と将来性は？放送×ライフの融合で成長戦略へ
📉株価の推移と買い時は？今の水準は割安？
🧾朝日放送HDの株主優待はおすすめ？まとめと筆者の見解

✅朝日放送グループHD（9405）とは？どんな会社？

朝日放送グループホールディングス株式会社（略称：朝日放送HD）は、大阪を拠点とするテレビ・ラジオ局を傘下に持つ認定放送持株会社。

テレビ朝日系列の準キー局「朝日放送テレビ（ABCテレビ）」を中核に、関西を代表するメディア企業のひとつです📺

🎬 放送コンテンツ×ライフ事業の2本柱

朝日放送HDは、「放送・コンテンツ事業」と「ライフ関連事業」の2つのセグメントで成り立っています。

📡 放送・コンテンツ事業

地上波テレビ「朝日放送テレビ」
ラジオ局「ABCラジオ」
CSチャンネル「スカイA」
番組制作・コンテンツ販売・イベント事業

関西圏で高視聴率を誇る「おはよう朝日です」「ポツンと一軒家」「探偵！ナイトスクープ」などを自社制作。

視聴率・広告収入ともに安定感があり、コンテンツの国内外販売やスポーツ中継イベントでも収益源を広げています🎤📈

🏡 ライフ関連事業

住宅展示場「ABCハウジング」の企画・運営
通販・アパレル・不動産・ゴルフ場運営など

放送局には珍しく、住宅展示場ビジネスが非常に強いのが特徴。

近畿を中心に多数の展示場を運営し、こちらも安定収益源となっています。

その他にも通販サイト「ABCファンライフ」やアパレル、地方創生型イベントなどにも注力しています🛍️

🚀「持株会社化」後もコンテンツ力を武器に成長へ

2018年に純粋持株会社へと移行し、「メディア×ライフ」の融合による新しいビジネスモデルを模索中。

単なる放送局にとどまらず、メディア企業から“地域総合コンテンツカンパニー”へ進化を目指しています。

関西ローカルに根ざしたブランド力と視聴者への信頼感を武器に、今後も安定した経営が見込める企業と言えるでしょう🌱

🎁朝日放送HDの株主優待はQUOカード！内容と到着レポート

朝日放送グループHD（9405）の株主優待は、毎年2回届くQUOカード。

特に魅力的なのが、3月・9月権利分でもらえる「オリジナルデザイン」の特製QUOカードです✨

筆者も実際に2025年12月上旬、9月権利分の株主優待が届いたので、内容を写真付きでレポートします📷

📦実際に届いた優待がこちら！

今回届いたのは、朝日放送の人気番組キャラクターが描かれたオリジナルデザインのQUOカード（500円分）！

裏面にはきちんと有効期限や利用方法も記載されており、コンビニ・書店・ドラッグストアなど全国の提携店で使える実用性バツグンの優待です🙌

📅株主優待の権利確定日と贈呈時期は？

朝日放送HDの株主優待は、以下のスケジュールで年2回実施されています👇

3月末権利確定分：番組特製QUOカード（500円分）を6月下旬〜7月上旬頃に発送
9月末権利確定分：番組特製QUOカード（500円分）を12月上旬頃に発送

🎁つまり年間合計で1,000円分（100株保有時）のQUOカードがもらえる計算です！

📊株数別の優待内容まとめ（2025年最新版）

保有株数	3月末の優待	9月末の優待	年間合計
100株以上500株未満	QUOカード500円分	QUOカード500円分	1,000円分
500株以上	QUOカード3,000円分	QUOカード500円分	3,500円分

ポイント

100株でも優待がもらえるハードルは低め
長期保有による追加特典はなし

📮ちなみに筆者の場合、9月権利分の封筒が12月1週目に普通郵便で届きました。
中には丁寧な案内文とQUOカードが同封されており、しっかりした印象でした📩

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💹配当金と総合利回りは？【最新株価ベースでチェック】

朝日放送グループHD（9405）は、株主優待だけでなく配当金にも注目すべき銘柄です。

ここでは、最新の株価・配当予想・優待を踏まえて、総合利回りを徹底チェックしていきます🧮

💰最新の株価と年間配当金

株価（2025年12月時点）：約800円前後
年間配当金（予定）：18円（中間9円＋期末9円）

📈今年は業績好調により、当初予想14円→18円へと増配修正が発表されました！

増配の背景には、テレビ広告の回復やイベント・コンテンツ収益の伸長などがあり、会社としても株主還元強化の姿勢が明確になっています。

🧮配当利回りと優待利回りの計算（100株保有の場合）

項目	数値	計算式・補足
株価	約800円	2025年12月時点
年間配当金	18円	1株あたり
配当利回り	約2.25%	18円 ÷ 800円
優待利回り	約1.25%	年1,000円分 ÷ 80,000円（100株）
総合利回り	約3.5%	配当＋優待の合計

📌総合利回りが3.5％台というのは、優待株としては十分に合格ライン。
とくに、生活に使いやすいQUOカード＋安定配当の組み合わせは実用性が高く、長期保有に向いた構成といえます。

🪙過去の配当実績と今後の見通し

2023年：12円
2024年：13円
2025年：18円（増配予定）✨

現在の業績見通しが継続すれば、減配リスクは比較的低めと考えられます。
実際、2026年3月期は営業利益・純利益ともに大幅な増益を見込んでおり、今後も安定的な配当が期待できる銘柄です📊

🏦業績・財務の状況は安定している？

朝日放送グループHD（9405）は、関西ローカルの準キー局ながら、放送以外の分野にも収益源を持つ多角経営企業です。

ここでは直近の業績推移や財務の健全性、収益性の水準などをわかりやすく整理していきます🧾✨

📈売上・利益の推移は？

決算期（連結）	売上高	営業利益	最終利益
2024年3月期	約916億円	約15億円	▲8.8億円（赤字）
2025年3月期	約919億円	約25億円	約25億円（黒字転換）✅
2026年3月期（予想）	約927億円	約36億円	約41億円

📌2024年3月期は減損損失の影響で赤字となったものの、翌年には黒字転換。

さらに2026年3月期には大幅な増益見込みとなっており、業績は順調に回復基調にあります📈

広告収入の回復に加え、イベントやコンテンツ販売、住宅展示場の収益などが好調に推移。

とくに、主力の「放送・コンテンツ事業」で視聴率の高い番組が堅調に推移していることが寄与しています🎬

🛡️自己資本比率は60％超の超安定型！

自己資本比率：約60％以上（2025年3月期時点）🟢
総資産：約1,285億円、純資産：約782億円
有利子負債は抑制されており、キャッシュリッチな構造

一般的に自己資本比率が40％以上あれば「財務健全」と言われる中、朝日放送HDは60％超えの超堅実経営。

万が一業績が一時的に悪化しても、配当・優待を継続できる体力をしっかり持っています💪

📊収益性はまだ改善余地アリ？ROE・ROAは控えめ

ROE（自己資本利益率）：約3％前後
ROA（総資産利益率）：1〜2％程度

黒字回復したとはいえ、収益性の水準としてはやや控えめ。

今後の課題は「収益率の底上げ」と「ROEの改善」です📉

一方で、1株あたり純資産（BPS）が1,900円以上あり、PBRは約0.4倍台という超割安水準。

これは資産価値に比べて評価が低すぎることを示しており、「見直し買い」の余地は大いにあります🧠

💡総合評価：超安定の財務＆資産リッチで守りは鉄壁、攻めはこれから

収益性は控えめ → でも改善中！
財務は健全そのもの → 安心して長期保有可◎
現在の株価は「資産価値の半値以下」で放置中 → これは狙い目？

🚀中期経営計画と将来性は？放送×ライフの融合で成長戦略へ

朝日放送グループHD（9405）は、2021年からスタートした中期経営戦略『NEW HOPE』のもとで、放送業の枠を超えた新たな成長モデルを模索しています📡🌱

このパートでは、同社のビジョンや重点戦略、今後の成長ポテンシャルをやさしく解説します💡

🌈経営ビジョン：「創る、届ける、『新しいシアワセ』を」

中計スローガンは、「創る、届ける、『新しいシアワセ』を」。

つまり、番組やニュースだけでなく、人々の暮らしそのものに価値を提供する“総合生活コンテンツ企業”へ進化することが目標です🏡📺

🔑重点戦略はこの3つ！

① 放送のチカラの最大活用とグループ連携の強化
→ テレビ・ラジオの影響力を活かしつつ、住宅・通販・イベントなどグループ事業と連携。

② デジタル＆海外展開で収益基盤を多様化
→ 自社コンテンツを配信・ライセンス販売するほか、海外市場にも積極展開。アニメ、スポーツ、ドキュメンタリー系が中心🎬🌏

③ スタートアップ・地方創生との連携
→ 投資子会社「ABCドリームベンチャーズ」がベンチャー企業と提携。イベントや街づくり支援など地域貢献型ビジネスも拡大中🏞️

🎯中期数値目標（2025年度＝2026年3月期までに）

指標	数値目標
売上高	1,000億円
営業利益	57億円
ROE	5％以上
配当性向	30％以上を目安に安定還元

2025年3月期の実績では営業利益25億円でしたが、2026年3月期は36億円予想としっかり成長中📈
中計の最終年に向けて、売上・利益ともに目標に向かって進んでいる印象です。

📌今後注目の取り組み

番組の海外販売（東南アジア・欧州向け）
AI×スポーツ映像解析事業（NTT西日本と合弁）
ECサイト「ABCファンライフ」の本格拡大
DX（デジタル変革）による広告効果の可視化・単価向上

など、“放送以外”からの新しい収益柱づくりに本気で挑戦している点は他のローカル放送局と一線を画す部分です🔥

旧来型の「テレビ・ラジオの広告収入依存」から脱却し、
「地域・デジタル・グローバル・ベンチャー」へと事業を多軸展開する姿勢は非常に前向き。

長期保有の視点で見れば、今後の成長余地はまだまだ大きい企業といえるでしょう🚀

📉株価の推移と買い時は？今の水準は割安？

株主優待や配当利回りが魅力的な朝日放送HD（9405）ですが、実際に「株価は今買いなのか？」という視点も非常に重要ですよね🧐

ここでは過去の株価チャート、割安性の指標、そして買い時のタイミングについて詳しく見ていきましょう！

🪙過去1年の株価推移をチェック！

2025年4月：年初来安値の588円
2025年11月：年初来高値の820円
2025年12月現在：800円前後で推移中

📈2025年は好決算＆増配発表の影響で、4〜11月にかけて株価が+30％以上上昇しています！
とくに11月には「業績上方修正＋配当増額」が材料となり、株価は一気に噴き上げました📊✨

📊割安性を測る投資指標（2025年12月時点）

指標	数値	水準感
PER（株価収益率）	約8〜9倍	割安ゾーン🟢
PBR（株価純資産倍率）	約0.4倍	超割安ゾーン🟢
ROE	約3％	収益性やや低め（改善余地あり）
BPS（1株あたり純資産）	約1,910円	株価（800円）の2倍以上の資産価値💰