2025年6月。ついにその時が来ました。
イオンモールの株主優待が届いたのですが、今回が「最後の贈り物」です。
理由は、イオンモールが完全子会社化によって上場廃止となるため。
それに伴い、長年続いた株主優待制度も2025年で廃止となります。
「あ、イオンモールの優待ってもう終わったの?」
「最後ってどんな内容だったの?」
「イオン系列の優待、今後はどうなるの?」
…という方のために、今回届いた優待の中身+今後の“節約継続術”まで徹底的にまとめました。
📦2025年のイオンモール株主優待、最後の中身とは?
イオンモールから最後の優待として届いたのは、3,000円分の「イオンギフトカード」です。

選択肢としては以下の2つから選べました:
- イオンギフトカード(全国のイオングループで利用可)
- カタログギフト
今回は実用性重視でギフトカードを選択。
「これが最後か…」という思いで封筒を開いた方も多いのではないでしょうか。
さらに同封されていたのが、完全子会社化による優待制度の終了案内。
この中には、「今後の株の取り扱い」「優待の終了」「オーナーズカードの案内」がセットで入っていました。


🔚なぜ終わった?イオンモール株主優待“終了”の理由と今後の注意点
2025年6月末、イオンモールはイオン株式会社の完全子会社となり、上場廃止となります。
これにより、長年続いたイオンモールの株主優待制度も、2025年2月末権利分を最後に廃止が確定しました。
📅 スケジュールまとめ
日付 | 内容 |
---|---|
2025年6月30日 | イオンモールとしての最終売買日(上場廃止) |
2025年7月1日 | イオン株式会社による株式交換が効力発生 |
🔁 株式交換の内容と「0.65株」の落とし穴
- 保有するイオンモール株1株に対し、イオン株0.65株が割り当てられます。
- 100株保有していた場合 → イオン株65株を受け取ることになります。
このときに発生する「端数」(例:0.65株の0.05など)は、まとめて処分されてから、現金で精算される仕組みになっています(法定の端数処理)。
✅ つまり:イオン株を端数分だけ持つことはできず、現金として受け取る形に
⚠️ 注意:オーナーズカードは100株から。65株では対象外!
この株式交換の最も大きな注意点がここ。
イオンの株主優待制度である「オーナーズカード」は、
イオン株100株以上の保有が条件です。
- 今回の株式交換比率(0.65倍)では、元々イオンモールを100株持っていても、イオン株は65株にしかならない。
- 結果、**「オーナーズカードの発行対象外」**となってしまう可能性が極めて高い。
⚠️ 知らないと損するトラップ:
「優待が切り替わるなら、イオン株に持ち替えてもらえばいいじゃん」→実際は優待条件に届かない。
✅ 配当や基本権利は“残る”が、議決権は“なし”
保有株が100株未満になっても、以下の点は押さえておきましょう:
内容 | 単元未満株(1〜99株)での扱い |
---|---|
議決権 | ❌ なし(株主総会に参加できない) |
配当 | ✅ あり(保有株数に応じて支払われる) |
株主優待 | ❌ なし(オーナーズカード発行対象外) |
権利確定通知など | ✅ 届く(株主として名簿に記載される) |
🔄 選択肢:足りない分は「買い増し」 or 「売却」
交換後に中途半端な株数(例:65株)になった場合は、以下の制度を利用できます:
- 単元未満株の買い増し制度
→ イオンに請求して、不足分(例:35株)を買い増して100株にする - 単元未満株の買取制度
→ イオンに65株を売却して現金化する
どちらもイオン側から通知が届く予定なので、「優待が欲しい」なら早めに買い増ししておくのが吉。
🛍️イオンのオーナーズカードってなに?“優待終了後”でも得できる節約カードの正体
イオンモールの株主優待は終わってしまいましたが、
「じゃあ、もうイオンで得できないの?」とあきらめるのは早いです。
実は、イオン本体の株主優待制度「オーナーズカード」は今も健在。
しかも、知っている人だけが得するキャッシュバック機能付きの“節約カード”なんです。
🎫 オーナーズカードとは?
イオン株式会社の株を100株以上保有することで、
年2回もらえる“株主専用の優待カード”です。
💰 還元率はどれくらい?保有株数に応じて変動
保有株数 | キャッシュバック率 |
---|---|
100〜499株 | 3%還元 |
500〜999株 | 4%還元 |
1,000〜2,999株 | 5%還元 |
3,000株以上 | 7%還元 |
✅ 例えば:
月3万円を対象店舗で使った場合 → 月900円、半年で5,400円のキャッシュバック!
100株保有だけでも十分な節約効果があります。
🛒 キャッシュバックの仕組みは2パターン
パターン①:現金での受け取り(郵送引換)
- 半年に1回、買い物額に応じた「返金引換証」が届く
- それを持ってイオン店内のサービスカウンターへ
- オーナーズカードとともに提示すればその場で現金受け取りOK
パターン②:WAON POINTでの受け取り(アプリ連携)
- iAEONアプリにオーナーズカード情報を登録している場合、WAON POINTでキャッシュバック
- 現金をもらいに行く手間がない分、手軽だが、登録状況が重要
❗注意:イオンペイだけでは“還元されない”罠に注意!
「iAEONにカードを登録してあるから安心」
「イオンペイ使ってるから大丈夫でしょ?」
→ それ、実は還元対象外になってるかもしれません。
✅ イオンペイで支払っても、オーナーズカードのバーコード提示がないとキャッシュバック対象外。
- レジでイオンペイ+オーナーズカードの両方を“別個に提示”しないとダメ
- アプリ登録していても「提示し忘れ=無効」
半年間がんばって買い物したのに、バーコード提示しなかったから記録なし、0円返金…という悲劇も実際に起きています。

📱 アプリ派はこれを忘れるな!
iAEONアプリでは、オーナーズカードを登録しておけば、
アプリ内に表示されるバーコードをスキャンするだけでOK。
でも、表示するのを忘れてレジ通過=還元なし。
アプリ登録しても「表示・スキャン」がなければ、リアルカード未提示と同じ扱いになるので要注意!
👛 結局どう使えばいいの?推奨スタイル
- 還元を確実にもらいたい → 現金受け取り方式
→ サービスカウンターで受け取る安心感アリ - 外出手間を省きたい → iAEONアプリ+WAON POINT連携
→ ただし「読み取り漏れ」に注意!
🧠オーナーズカードを“最大限に活かす”ための運用術&落とし穴まとめ
せっかくオーナーズカードを手に入れても、
「うまく使えてない」「実は還元されてなかった」という声、意外と多いんです。
この章では、実際に使って得するための運用術と、絶対に避けたい落とし穴を紹介します。
✅使えるお店・使えないお店リスト【実は見落とされがち】
使える店舗(一例)
- イオン・イオンスタイル
- マックスバリュ
- ザ・ビッグ
- ダイエー
- グルメシティ
- ミニストップ(一部対象外店舗あり)
📌基本的に「イオングループで日常使いしている店」は対象。ただし一部例外あり。
使えない店舗の例
- イオンシネマ(割引特典は別途あり)
- イオンネットスーパー
- イオンモール内の専門店(ユニクロ・無印良品・スタバなど)
→ 還元対象は「イオングループ直営店舗」に限られる。テナントは対象外と心得よう。
🛒「感謝デー」との併用で“爆発力UP”
毎月20日・30日は「お客様感謝デー」!
イオンカード提示で5%OFFになるこの日、オーナーズカードとの併用が可能です。
つまり…
この“二重取り”ができるのが最大の魅力。
💳支払い方法は?最強の組み合わせ
支払い方法 | 相性 | 備考 |
---|---|---|
イオンカードセレクト | ◎(最強) | クレカ+WAON+オーナーズの3重取り可 |
WAON | ○ | オートチャージでポイント+キャッシュバック |
イオンペイ | △ | 還元対象外になる罠あり(バーコード提示必須) |
他社クレカ | △ | 割引や還元と併用できない場合がある |
🔥おすすめは「イオンカードセレクト」でWAON払い+オーナーズカード提示。
オートチャージ分でもポイントが貯まり、キャッシュバックと合わせて還元率は最大級。
⚠️よくある落とし穴:ここで損してる人が多い!
❌ アプリに登録しただけで「提示してない」
→ オーナーズカードは「登録」だけじゃダメ。
レジでバーコードを読み取らないと還元されません。
❌ ネットスーパーや専門店でも還元されると思っていた
→ どれだけ使っても対象外の店舗では一切カウントされません。
半年後に返金ゼロで泣く人、多し。
❌ 株式交換後のイオン株が「100株に届いていなかった」
→ 65株など中途半端な保有数では、オーナーズカード自体が発行されません。
🧩活用チェックリスト【あなたは損してない?】
✅ オーナーズカード、iAEONアプリに登録済み?
✅ ちゃんとレジで提示(スキャン)してる?
✅ 支払いはイオンカードかWAONにしてる?
✅ 感謝デーの日はカードの併用で爆発力出してる?
✅ 対象店舗・非対象店舗を把握してる?
🧭イオンモール優待は終わっても、“イオン節約生活”はまだ続く
イオンモールの株主優待は、2025年2月分を最後に静かに幕を閉じました。
でも、ここで終わりじゃない。
「イオンでお得に暮らす術」そのものは、今もちゃんと残っています。
🔁切り替えよう:「優待」から「還元」へ
✅もらう喜びは減ったかもしれないけれど、
✅使えば使うほど戻ってくる“リアル節約”に進化したとも言える。
🛒イオンで得する人/損する人の分かれ道
使い方 | 得する人 | 損する人 |
---|---|---|
オーナーズカード | バーコード提示を忘れない人 | 登録しただけで満足してる人 |
支払い方法 | イオンカード×WAON×感謝デー併用 | 他社カードや現金払いにこだわる人 |
店舗の見極め | 直営店舗・感謝デーを狙って買う人 | 専門店で「還元される」と勘違いする人 |
✅情報格差が、そのまま“家計格差”になる時代。
知ってるだけで、半年後の封筒の中身が変わる。
🔥今できることリスト
- 【持ってない人】イオン株100株の購入を検討しておく(配当+オーナーズ狙い)
- 【持ってる人】オーナーズカードをiAEONアプリに登録済みかチェック
- 【登録済みの人】レジでバーコード提示を習慣化、イオンペイとの併用トラップに注意
- 【65株など中途半端な人】単元未満株の買い増し制度で100株に到達するのも一手
📝さいごに|「優待は終わった」けど「得する力」は続く
イオンモールの優待が終了するのは、寂しいニュースでした。
でも、私たちにできることはまだまだあります。
毎日の買い物を、少しだけ“賢く”変えていく。
それが、次の「お得」をつかむ第一歩。
✅まとめ:イオンモール優待の終わりと、次に“得する人”になる方法
- イオンモールの株主優待は2025年2月をもって廃止。
→ 完全子会社化に伴い、株式交換でイオン本体の株に切り替え。 - 株式交換比率は1:0.65。
→ オーナーズカードがもらえる100株に届かないケース多数。要注意! - オーナーズカードは「イオン本体株主(100株〜)」限定。
→ 利用額に応じて半年ごとに最大7%還元。 - 還元されるには、レジで“提示”が必須。
→ アプリ登録だけではNG。イオンペイ利用時も“バーコード読み取り”が命。 - 感謝デーと併用、WAONとの組み合わせで節約パワーは爆発。
- 中途半端な株数なら、単元未満株の「買い増し制度」で対応可能。
🧩この記事で解決できたこと
- イオンモールの株主優待はなぜ終了したのか?
- 最後の優待内容は何だったか?
- イオン本体の株主優待(オーナーズカード)の仕組み
- オーナーズカードの注意点・活用法・落とし穴
- 今後イオンで得するために必要な“行動”とは?
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