船井総研ホールディングス(9757)から、2026年6月末権利分の株主優待が届きました。
中身は、100株保有で受け取れるQUOカード500円分です。金額だけを見ると控えめですが、2025年6月末権利分から優待が年2回になり、2026年1月の株式分割後も100株から対象。以前より少ない投資額で参加しやすくなっています。
この記事では、実際に届いた優待を写真で紹介しながら、「いつ届く?」「100株でいくら?」「長期保有は必要?」「配当と合わせた利回りは?」「株価が急落した理由と買い時は?」まで、2026年9月時点の情報で整理します。
この記事の結論
- 100株でQUOカード500円分を年2回、年間1,000円相当
- 権利確定日は6月末・12月末、長期保有条件はなし
- 6月末分は8月下旬ごろ、12月末分は翌年3月下旬ごろ発送
- 株価1,177円なら100株の必要資金は約11万7,700円
- 配当予想48円を含む総合利回りは約4.93%(税・手数料前)
船井総研ホールディングスの株主優待が届いた!2026年の到着レポ
今回届いたのは、2026年6月30日時点の株主を対象とした優待です。封筒には「株主優待ご案内」と記載され、FUNAI REPORT、株主向け会社説明会の案内、優待品の台紙などが同封されていました。
台紙を開くと、青い「QUO SMILE」デザインのカードが入っていました。企業オリジナル柄ではなくシンプルなデザインですが、コンビニや書店などで使いやすいのがうれしいところです。
同封されていたもの
- QUOカード500円分
- 株主優待品贈呈の案内
- FUNAI REPORT(中間期営業の報告)
- 株主向け会社説明会の案内
封筒を開けてすぐに使えるカードが入っているため、カタログ申込みやWeb登録は不要です。受け取り後の手続きがない手軽さは、金券タイプの優待ならではです。
船井総研の株主優待はいつ届く?
公式サイトでは、6月末基準分を8月下旬ごろ、12月末基準分を翌年3月下旬ごろに発送すると案内しています。
6月末に権利取得
8月下旬ごろ発送
今回の到着分
12月末に権利取得
翌年3月下旬ごろ発送
発送から到着までは地域や郵便事情で数日の差が出ます。月が変わっても届かない場合は、まず証券口座に登録している住所が最新か確認しておきましょう。
株主優待の内容|100株からQUOカードを年2回
船井総研ホールディングスの優待は、保有株数に応じてQUOカードがもらえるシンプルな制度です。長期保有条件はなく、6月末と12月末の年2回実施されます。
| 保有株数 | 1回あたり | 年間(年2回) | 権利確定月 |
|---|---|---|---|
| 100株以上1,000株未満 | 500円分 | 1,000円分 | 6月末 12月末 |
| 1,000株以上5,000株未満 | 1,000円分 | 2,000円分 | |
| 5,000株以上10,000株未満 | 5,000円分 | 10,000円分 | |
| 10,000株以上 | 10,000円分 | 20,000円分 |
出典:船井総研ホールディングス公式「株主優待」(2026年9月3日確認)。制度は変更される場合があります。
最も効率がよいのは100株
優待額は保有株数に比例して増えません。優待利回りだけで比べると、年間1,000円分を受け取れる100株保有が最も有利です。
優待は2025年から「年1回→年2回」に拡充
以前の株主優待は12月末の年1回だけでした。2025年5月23日に会社が制度変更を発表し、2025年6月末から基準日を追加。1回あたりの金額を変えずに年2回となったため、年間の優待額は実質2倍になりました。
会社は変更理由として、株主への感謝に加え、投資魅力と株式流動性の向上を挙げています。100株なら500円×2回で、年間1,000円分です。
2026年の株式分割後も100株から対象
船井総研HDは2026年1月1日付で、普通株式1株を2株に分割しました。優待の最低基準は分割後も100株のため、新たに投資する場合の最低投資額は、分割前の株価水準と比べておおむね半分です。
ただし、分割前に100株を持っていた株主は分割後200株になりますが、200株は同じ「100株以上1,000株未満」の区分。受取額は1回500円分のままです。
QUOカードはどこで使える?使い方と注意点
今回届いたのはスマホ型のQUOカードPayではなく、カードタイプのQUOカードです。会計時に加盟店のレジで渡すだけで利用でき、残高が0になるまで繰り返し使えます。
主な利用先
- コンビニ
- ドラッグストア
- 書店
- カフェ・飲食店
- ホームセンターなど
主な注意点
- 公共料金には使えない
- 切手・はがき・印紙は対象外
- たばこ、チケットなど一部商品は対象外
- 店舗や売場により使えない場合がある
加盟店は変更されることがあるため、利用前に店頭のステッカーかQUOカード公式の使えるお店一覧を確認すると安心です。
株価・配当・優待利回り|100株の総合利回りは約4.93%
2026年9月3日終値の1,177円を基準に、100株保有時の利回りを計算します。2026年12月期の会社予想配当は、中間24円+期末24円=年間48円です。
| 項目 | 100株の場合 | 利回り |
|---|---|---|
| 必要投資額 | 117,700円 | — |
| 年間配当(予想) | 4,800円 | 約4.08% |
| 年間優待 | 1,000円分 | 約0.85% |
| 配当+優待 | 5,800円相当 | 約4.93% |
計算式:配当4,800円+優待1,000円相当=5,800円相当。税金・売買手数料は考慮していません。期末配当24円は会社予想で、確定額ではありません。株価は株探の掲載情報とYahoo!ファイナンス時系列を確認し、2026年9月3日終値で試算。
魅力の中心は優待よりも4%台の予想配当利回りです。優待だけを目的に買う銘柄というより、配当を軸に、年2回のQUOカードを上乗せとして楽しむ見方が合っています。
保有株数別の利回り比較
同じ株価と配当予想で計算すると、1,000株以上は優待利回りが大きく下がります。
| 保有株数 | 投資額 | 年間優待 | 優待利回り | 総合利回り |
|---|---|---|---|---|
| 100株 | 117,700円 | 1,000円分 | 約0.85% | 約4.93% |
| 1,000株 | 1,177,000円 | 2,000円分 | 約0.17% | 約4.25% |
| 5,000株 | 5,885,000円 | 10,000円分 | 約0.17% | 約4.25% |
| 10,000株 | 11,770,000円 | 20,000円分 | 約0.17% | 約4.25% |
配当はいつ?配当推移と株主還元方針
2026年12月期の中間配当24円は、8月28日に支払い開始。期末配当24円は12月末を基準日とし、株主総会での決議後、翌年3月ごろの支払いが一般的です。正確な日程は今後の会社発表で確認してください。
| 決算期 | 年間配当(分割調整後) | 前年比 |
|---|---|---|
| 2022年12月期 | 27.5円 | — |
| 2023年12月期 | 32.5円 | 増配 |
| 2024年12月期 | 37.5円 | 増配 |
| 2025年12月期 | 42.5円 | 増配 |
| 2026年12月期(予想) | 48円 | 実質増配 |
会社は配当と自己株式取得を合わせた総還元性向65%以上を目標とし、中期経営計画では配当性向60%以上も掲げています。近年は分割調整後で増配が続いている一方、高い還元方針は利益成長が鈍ったときの余力も確認したいポイントです。
最新業績|2026年上期は増収増益、通期予想は据え置き
2026年8月7日に公表された第2四半期決算では、売上高・営業利益・経常利益が前年同期を上回りました。
| 2026年12月期 上期 | 実績 | 前年同期比 | 通期予想 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 168.25億円 | +4.9% | 370億円 |
| 営業利益 | 47.36億円 | +1.1% | 91億円 |
| 経常利益 | 49.02億円 | +4.6% | 91億円 |
| 親会社株主に帰属する中間純利益 | 32.18億円 | +94.9% | 65.5億円 |
月次支援コンサルティングは契約単価と顧客数の増加で前年同期比9.9%増、経営研究会会費は同8.2%増、M&Aは大型案件の成約により同128.4%増でした。一方、物流BPOは政策的な縮小もあり同31.0%減です。
営業利益の伸びが1.1%にとどまったのは、人材・M&A・オフィスなど将来の事業拡大に向けた投資を進めている影響もあります。通期予想は売上高370億円、営業利益91億円、純利益65.5億円で据え置かれました。
中期経営計画「サステナグロース2028」
2028年12月期に向けて、中堅企業向けコンサルとAX・DX支援を成長軸に据えています。
- 売上高:460億円
- 営業利益:115億円
- ROE:30%
- 総還元性向:65%以上
- 配当性向:60%以上
船井総研はどんな会社?今後の成長材料
船井総研ホールディングスは、中堅・中小企業向けの経営コンサルティングを中心とする企業グループです。業種別の経営セミナーから経営研究会、月次支援へつなげることで、継続収入を積み上げるモデルを持っています。
収益モデルの流れ
経営セミナー
↓
経営研究会
↓
月次支援・個別コンサルティング
特に、毎月契約が続く月次支援や会費収入は、単発プロジェクトだけに依存しない点が強みです。今後は中堅企業市場への拡大、AIを活用したAX・DXコンサル、M&Aを通じたサービス領域拡張が成長材料になります。
株価が急落した理由は?2026年の値動きを確認
2026年の株価は、1月19日の年初来高値1,196円から下落し、5月14日に年初来安値1,041円をつけました。その前日の第1四半期決算で、経常利益が前年同期比8.0%減、売上高営業利益率も29.7%から26.4%へ低下。成長投資によるコスト増と進捗の鈍さが意識されやすい内容でした。
ただし、8月発表の上期決算では経常増益へ戻り、9月3日終値は1,177円まで回復しています。「急落したまま」ではなく、上期の増益確認後に年初来高値圏まで戻したというのが2026年9月時点の位置づけです。
投資前に確認したいリスク
- 人材採用・育成、M&A、オフィス投資で利益率が下がる可能性
- 景気悪化で企業のコンサル予算が縮小する可能性
- M&A先との統合やシナジーが計画どおり進まないリスク
- PBR4倍前後で、成長期待が株価に織り込まれている
- 配当は業績次第で減配、株主優待は変更・廃止の可能性がある
船井総研の買い時は?利回り別に考える
買い時は「QUOカード500円がほしいから権利日前に買う」だけで決めず、配当を含む総合利回りと決算の進捗をセットで考えるのが現実的です。
100株なら現在約11.8万円。総合利回り5%を目安にするなら、株価1,160円前後以下がひとつの計算上の目安です。
月次支援・経営研究会の伸びに加え、先行投資を吸収して営業利益が伸びるかを確認します。
9月3日時点では年初来高値に近い水準。権利日だけを追わず、市場全体の調整や決算後の押し目を待って分散する考え方もあります。
株価別の100株総合利回り
| 株価 | 必要資金 | 配当利回り | 総合利回り |
|---|---|---|---|
| 1,000円 | 100,000円 | 4.80% | 5.80% |
| 1,100円 | 110,000円 | 4.36% | 5.27% |
| 1,177円 | 117,700円 | 4.08% | 4.93% |
| 1,200円 | 120,000円 | 4.00% | 4.83% |
優待は1回500円分なので、権利落ちや日々の値動きでそれ以上に株価が動くことは珍しくありません。優待だけを目的に権利直前で飛びつくより、長く持てる価格かを優先したい銘柄です。
船井総研HDが向いている人・向いていない人
向いている人
- 12万円前後から優待株を始めたい
- 配当を中心に、QUOカードも受け取りたい
- 長期保有条件のない年2回優待がよい
- コンサル・DX市場の成長に期待している
- 値動きを受け入れて長期目線で保有できる
向いていない人
- 優待だけで高い利回りを求める
- 企業オリジナル柄のQUOカードを集めたい
- 短期の権利取りだけで利益を狙いたい
- PBRの低い割安株を優先したい
- 減配や優待変更の可能性を避けたい
船井総研の株主優待でよくある質問
まとめ|優待は小粒でも、配当込みで魅力が見える
船井総研ホールディングスから届いた2026年6月末権利分の株主優待は、QUOカード500円分でした。年2回化と株式分割によって、100株から参加しやすい制度になっています。
優待利回りは約0.85%と高くありませんが、年間48円の予想配当を加えると総合利回りは約4.93%。「配当を主役、QUOカードを楽しみな上乗せ」と考えると、特徴がつかみやすい銘柄です。
一方、株価は上期決算後に年初来高値圏まで戻っています。優待目的だけで急いで買うより、先行投資を吸収して利益成長が続くか、希望する総合利回りを確保できる株価かを確認しながら判断したいところです。
本記事は公開情報と実際の到着品をもとに作成したもので、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。株価・配当・優待制度は変動または変更される可能性があります。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。