🧠 心のサバイバル術

赤ちゃんがいるのに…隣人のタバコが止まらない|育休パパの防臭サバイバル戦記

うちのマンション、ベランダでの喫煙は禁止されている。
火気厳禁、匂いトラブルを防ぐためって理由で、管理規約にも明記されてる。

でも、隣の70代女性が紙タバコを堂々と吸っている。


最初に気づいたのは妻だった。

ママ
ママ

「…なんか臭くない?」

洗濯物をたたんでいた妻が顔をしかめた。
ベランダを覗くと、うっすら煙が流れてくる。朝の9時半。こっちは赤ちゃんが寝てる時間だ。

その後も昼・夕方・夜と、1日5回ほど定期的に吸っている気配。
しかも、僕たちの生活音が聞こえると一瞬やめるフリをするという“ズルさ”まである。


管理会社に通報、でも返ってきたのは…

すぐに管理会社に連絡した。
対応自体は早く、張り紙も掲示され、該当宅へ文書投函もしてくれた。

…けど、やめない。

そこで再度相談してみたんだ。

すると返ってきたのは、こんな言葉だった。

「匂いや煙は“証拠として特定が難しい”ため、
抜本的な対策は困難です。
ご自身で防臭フィルターなどの対策をお願いいたします」

……は?

サバイバー
サバイバー

いやいや、
こっちは育休中で収入も抑えてやりくりしてるんですけど!?
あんたら、誰から管理費もらってると思ってるんですか?って話よ。


でも、赤ちゃんのためには、やるしかない。
そこで我が家は、自衛装備を整えた。


我が家の“におい対策装備”

導入したのはまずこれ。
24時間換気の吸気口に装着する防臭フィルター。

24時間換気の吸気口っていうのは、こんなやつ。

この装置のフィルターを防臭に。
臭いの侵入を物理的に防ぐガチ装備。

つけたての時の効果は抜群!

効果は2〜3か月ってところ。


さらに、業務用の消臭スプレーも導入。
ホテルや居酒屋にあるやつ。完全にガチ。

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これは本来は部屋用、うちは、バルコニー用・・・。


妻、ついに儀式を始める

ママ
ママ

「あの、タバコ臭いですよ!」


ある日、妻は隣のベランダのスキマに向かって言った。
でも相手は無視。

それどころか次の日も、その次の日も、9:30になるとまた一服。

すると妻は、ジャブ代わりに、
ファブリーズをベランダに向かって“噴霧”。
それでも効かないから、
業務用スプレーを“洗濯物にかけるフリ”しながらビシャビシャに。

まるで祓い屋のように。

「悪霊退散!」

ママ
ママ

という声が聞こえてきそうだった。


子どもは無関心、でも僕らは…

5歳児は何も言わない。
でも妻は日に日にイライラを募らせ、
僕も「また吸ってるな…」という小さなストレスが積もっていく。


引っ越し?訴える?…それは違う

トラブルを起こしたいわけじゃない。
でも、この家を離れる気もない。
引っ越すなんて、“正しい側”がなんで逃げなきゃいけないの?という気持ちの方が強い。

訴えるほどではないけど、

「せめて換気扇の下で吸ってくれよ」

育休息子
育休息子

と毎日思ってる。


一応、法的にはどうなのかという話

ちなみに、管理会社の返答の中には
「受動喫煙防止法(健康増進法第25条)」への言及もあった。

ただ、ベランダ喫煙は“専有部ではなく共有部にあたる”曖昧な立場らしく、
明確に罰則を与えたり、強制力のある禁止措置を取るのは難しいという説明だった。

つまり、“健康被害が明確に出ないと動けない”という静かな限界があるわけで。

結局、やっぱり「自分たちで対策してください」に戻る。


今日もスプレーを手に、ベランダへ出る

僕は育休パパだ。
日中の家の空気環境を、全力で守っている。

スプレーを片手にベランダに出て、
風向きをチェックし、
換気扇の音をそっと確かめる。


これが、我が家の“見えない敵”とのサバイバル戦。
静かだけど、たしかにここにある。
子育ての影には、こんな戦いもあるという話。


【この記事が響いた方へ】

同じように“におい”に悩まされてる家庭、意外と多いと思います。
対策したって完璧じゃない。
でも、やらなきゃ守れない空間もある。

我が家が使ってる装備が、誰かの役に立つなら嬉しいです。

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