株主総会と聞くと、
「お土産があるのか」「イベント感はあるのか」
そんなイメージを持つ人も多いかもしれません。
これまで私は、
「お土産の配布はございません」と明記された株主総会に出席し、
本当に何ももらえないという現実を体験しました。
本当に何ももらえないのか?会場の雰囲気や個人投資家の立ち位置を、現地体験ベースで記録しています。
では次に気になるのが、
👉 招集通知に“何も書かれていない”株主総会です。
今回届いたパルマ(Palma)の招集通知は、
いわゆる全面白黒のシンプルな構成。
お土産の記載も、注意書きも特にありません。



「これは、実際どうなのか?」
そう思い、個人投資家として現地に足を運びました。
この記事では、
実際に現地参加した個人投資家の視点から、
- 招集通知に何も書いていない株主総会の実態
- お土産・配布物は本当にないのか
- 会場の雰囲気や空気感
- 株主総会に行く意味はあったのか
といった点を、事実ベースで整理しています。
「行くか迷っている人」
「一度も株主総会に出たことがない人」
にとって、判断材料になれば幸いです。
株主優待の内容・事業内容・配当水準を、実体験ベースで詳しくまとめています。
総会レポとあわせて読むと、企業理解が一段深まります。
📅 パルマ(Palma)株主総会2025の基本情報

まずは、今回出席した株主総会の概要です。
- 会社名:株式会社パルマ(Palma)
- 開催日:2025年12月19日(金)10時
- 開催場所:ホテルルポール麹町
- 所要時間:株主総会 約20分
事業説明会 約20分
(合計 約40分)
出席していた株主は、およそ20名程度。
会場の広さに対して、かなり少人数だったのが正直な印象です。
なお、
受付や会場内の案内は最小限で、
「時間になったら始まる」という、かなりシンプルな進行でした。
📄 今回の招集通知の特徴|全面白黒という“入り口”
今回届いたパルマの招集通知は、
いわゆる全面白黒のシンプルな構成でした。

表紙から本文まで色は使われておらず、
必要最低限の情報のみが淡々と記載されています。
最近は、
フルカラーで写真や図表を多用した招集通知を送ってくる企業も増えていますが、
今回の招集通知は、その対極にあるタイプだと感じました。
とはいえ、
招集通知のカラー化は義務ではありません。
白黒=悪い、というわけではなく、
企業ごとのIRスタンスやコスト意識が表れやすい部分でもあります。
実際、
今回の株主総会の運営や会場の雰囲気を見ていると、
この「シンプルさ」は、
総会当日の空気感とも一致していたように感じました。
この時点で良し悪しを判断することはできませんが、
招集通知は、株主総会の“入り口”として意外と多くを語っている
そんな印象を受けたのは確かです。
🧾 株主総会当日の流れ|受付から着席まで


会場に到着して、まず感じたのは
案内がとにかく少ないということでした。
会場内に目立ったサイネージはなく、
「株主総会はこちらです」といった掲示も最小限、駅前近辺だけでした。
会場に入って、はじめて
「あ、ここで合っているな」と分かるレベルです。
🪪 受付は「出席票を切るだけ」
受付で行われたのは、
✔ 株主出席票を切る
それだけでした。
本人確認はなく、
資料や案内用紙の配布もありません。
受付スタッフの人数も少なく、
必要最低限のオペレーションだけで回している印象です。
🚶♂️ 会場案内も最小限
受付後は、
特に説明を受けることもなく、そのまま会場内へ。
定刻になると、
事前アナウンスなどはほとんどないまま、
そのまま株主総会が始まりました。
全体を通して、
「株主向けイベント」というよりも、
法的に必要な手続きを淡々と進める場
という印象が強かったです。
👥 会場の雰囲気|イベント感はほぼなかった
今回の株主総会で、まず驚いたのは
出席していた株主の少なさでした。
体感ですが、
出席株主はおよそ20名程度。
会場の広さに対して、かなり余裕があり、
自然と一人ひとりの存在感が強くなる空気でした。
会場には、小さなスクリーンが設置されていましたが、
しばらく使わないのか、ブルーの画面表示でした。
株主総会終了後の事業説明会の時、ようやくスクリーンが使用されました。
👕 服装は私服が中心
出席していた株主の多くは、
私服姿の高齢の方が中心。
スーツ姿の人はほとんど見当たらず、
いわゆる「社員動員型」の総会とは、
まったく異なる雰囲気です。
私服で参加しても浮く感じはありませんが、
人数が少ないぶん、
逆に独特の緊張感がありました。
🏢 会社側との距離が近い
出席している株主の人数と、
会社側(役員・幹部)の人数が、
ほぼ同じくらいに感じられたのも印象的です。
そのせいか、
どこかピリッとした空気があり、
大規模な株主総会にありがちな
「ざわつき」や「待ち時間」はほとんどありませんでした。
全体として、
落ち着いているけれど、決して和やかではない
そんな空気感の株主総会でした。
🎤 社長がほぼワンオペで対応していた株主総会
今回の株主総会で、特に印象に残ったのが、
社長がほぼすべてを一人で対応していた点です。
🧑💼 社長が担当していた内容
実際に社長が対応していたのは、以下の通り。
- 議事の進行
- 議案の説明
- 質疑応答
- 株主総会後の事業説明会
- PowerPoint資料の準備・操作
株主総会から事業説明会まで、
ほぼすべてを社長が一人でこなしている状態でした。
👀 社員の関与は最小限
会場内にいた社員と思われる方は、
・後方でPCを操作している人
・司会進行役と思われる人
程度で、積極的に前に出てくる場面はほとんどありません。
この体制を見て、
良い・悪いという評価は一旦置いておくとしても、
会社のIR体制や総会運営のスタンスが、そのまま表れている
と感じたのは確かです。
❓ 質疑応答の内容|事実だけを整理
今回の株主総会で質問を行った株主は、合計3名でした。
出席株主が約20名だったことを考えると、
決して多いとは言えない人数です。
質疑応答は、
出席票に記載された番号と氏名を名乗ったうえで質問する形式で進められました。
🗣 質問①|株主優待・業績について
株主優待の位置づけや、
業績との関係についての質問がありました。
いわゆる、
個人株主が関心を持ちやすいテーマです。
🗣 質問②|定款変更(第1号議案)について
私自身も、今回初めて株主として質問しました。
第1号議案である定款変更について、
記載内容がやや抽象的に感じられたため、
その趣旨や具体的な影響について確認しました。
🗣 質問③|貸倒引当金について
貸倒引当金の考え方や、
その設定水準に関する質問もありました。
業績や財務に関わる、
やや踏み込んだ内容だった印象です。
🧾 回答全体の印象
いずれの質問に対しても、
回答は社長が対応していました。
内容としては、
台本を確認しながらの説明が中心で、
対話というよりも、
想定問答を淡々と読み上げる形に近いものでした。
⏱ 正直な感想|時間コスパはどうだったか
今回の株主総会は、
✔ 株主総会 約20分
✔ 事業説明会 約20分
合計すると、約40分程度でした。
会場はホテルの会議室で、
机と椅子が用意されており、
環境としては決して悪くありません。
ただし、
移動時間や待ち時間も含めて考えると、
時間コスパが良かったか?と聞かれると、正直そうは思いません。
💰 優待・配当目的なら、行かなくていい
株主総会に参加する目的が、
配当や優待の確認だけであれば、
IR資料や決算説明資料で十分です。
今回の総会に関しては、
「優待・配当目的なら行かなくていい」
というのが、率直な感想です。
🤔 それでも参加して感じたこと
一方で、
企業によって株主総会のスタイルがまったく違うことを、
改めて実感しました。
- 運営の簡素さ
- 社長の関与度
- 株主との距離感
こうした要素は、
資料だけではなかなか分かりません。
「投資先の“空気”を知る」という意味では、
現地参加ならではの価値は、確かにありました。
📌 招集通知の記載有無で、株主総会の実態は変わるのか?
これまでに、
✔「お土産の配布はございません」と明記された総会
✔ 何も書かれていない総会
その両方に出席してきました。
結論から言うと、
記載の有無だけで、総会の中身が大きく変わるわけではありません。
📝 お土産の明記あり/記載なし/実態を整理
- 「お土産の配布はございません」
→ 実際に何もなかった - 招集通知に特に記載なし
→ 今回も何もなかった
今回は、白黒の招集通知書に特に記載がない状況で、
実際に何ももらえなかったという結果となりました。
一方で、カラーの招集通知書でお土産の記載がない企業については、
いってみないとわからないので、見つけ次第、参加してみたいと思います。
🔍 本当に見るべきポイント
重要なのは、
招集通知に何が書いてあるかよりも、
✔ 総会全体の運営スタンス
✔ 会社側の関与度
✔ 株主との距離感
といった、
企業姿勢そのものだと感じました。
今回のパルマの株主総会は、
招集通知のシンプルさと、
当日の運営・空気感が、結果的に一致していたように思います。
👍 こんな人にはおすすめ/おすすめしない
最後に、今回の株主総会を踏まえて、
どんな人に向いているか/向いていないかを整理します。
🙆♂️ 行ってもいい人
- 株主総会のスタイルを比較してみたい人
- 投資先企業の“空気感”を知りたい人
- 長期保有を前提に、経営姿勢を確認したい人
- IR資料だけでは物足りないと感じている人
🙅♂️ 行かなくていい人
- お土産を期待している人
- イベント感を求めている人
- 配当・優待の確認だけが目的の人
目的を間違えると、
「思っていたのと違った…」
となりやすい株主総会だと思います。
📝 まとめ|株主総会は「企業の姿勢」が見える場所
今回のパルマの株主総会は、
華やかさやイベント感とは無縁でした。
- 招集通知は全面白黒
- 運営は最小限
- お土産や配布物は一切なし
- 社長がほぼワンオペで対応
- 終了後のお見送りや挨拶もなし
これらはすべて、
企業の株主総会に対するスタンスが、そのまま表れていると感じます。
配当や優待だけを見るのであれば、
現地に行く必要はありません。
それでも、
「この会社と、長く付き合っていけるか」
を考える材料としては、
株主総会は意外と正直な場です。
今回の記事が、
株主総会に参加するか迷っている個人投資家にとって、
一つの判断材料になれば幸いです。
株主優待の内容・事業内容・配当水準を、実体験ベースで詳しくまとめています。
総会レポとあわせて読むと、企業理解が一段深まります。
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※株価・配当金・利回りなどの数値は、執筆時点の情報をもとに、Kabutan、Yahoo!ファイナンス・SBI証券・各社IR資料などを参考に筆者が独自に集計・算出したものです。市場の状況により変動するため、実際の投資判断はご自身で最新情報をご確認ください。