子どもが習い事を辞めたいと言い出した――
それって甘え?それとも何かのサイン?
このページにたどり着いたということは、きっと今、子育ての中で何か迷いがある方だと思います。
僕自身、子どもの頃にいろんな習い事をしてきました。
剣道では、ビシバシ叩かれる音が怖くて、面を被っていても痛かった。
ピアノでは、何が間違ってるのか言葉じゃなく感覚で理解しろと言われて、ずっと迷子のままだった。
バイオリンでは、どうしてもうまく音が出せなくて、だんだん自分の耳が嫌になっていった。
決して“やらされていた”わけじゃないんです。
僕が「やってみたい」と言ったことは、全部やらせてくれた親でした。
でも、姉がやっていたから、自分もやらなきゃ…そんな空気もあった。
今、親になって思うんです。

「子どもが言う“やりたい”って、本当に“やってみたかった”なのか、それとも“見てほしかった”なのか」って。
この記事では、ただのおすすめ習い事ではなく、
「子どもが続けたくなる」「怒られないで学べる」「自分で選べる」そんな視点で選ぶ習い事について、
僕の体験と想いを込めて、まとめています。
怒られない・怒らずに済む習い事とは?
習い事って、「上達するためにやるもの」――
そう思っていたけれど、実はそれ以上に大切なことがあると僕は思います。
それは、
継続できる習い事の鉄則!
“間違えても怒られない空気”があること。
僕の家では、姉がピアノの練習をしていました。
母が買った大きなアップライトピアノ。
でも、そこから聞こえてくるのは音楽じゃなくて、怒鳴り声でした。
「ふざけてるの?」
「なんでできないの!?」
姉が間違えるたびに、母の声が部屋中に響いて、時には靴べらで叩かれる音まで聞こえてくる。
僕は隣の部屋で、耳をふさいで固まっていたこともあります。
習い事=怒られる場所。
そう思ってしまった時点で、子どもはもう“学びの楽しさ”とは遠ざかってしまうんです。
今、親になって思うのは、怒られずに、安心して間違えられる習い事こそ、本当に続けられる学びなんじゃないかということ。
子どもに合う習い事を見つける5つの視点
習い事って、「子どもがやりたいと言ったから」と始めることが多いけれど、
続くかどうかは、“合っているかどうか”がすべてだと思うんです。
そして、“合うかどうか”には、親と子、両方の視点がある。
僕が今、息子を育てていて実感している「5つの選び方」を紹介します。
① 間違えても怒られない仕組みがあるか
うちの息子が今、夢中になっているのが「こどもちゃれんじ」のタブレット教材。
自分で毎日勝手に取り組んでいて、間違えても責められず、最後には答えを教えてくれる。
正解すると「やったね!」ってしまじろうが褒めてくれるのも嬉しいみたいです。
実は僕も、子どもの頃はこどもちゃれんじや赤ペン先生をやっていました。
毎月郵送で届くテストを返送すると、先生からはなまるがついて返ってくるのが楽しみで。
怒られずに、自然と「もっとやりたい」と思える仕組みって、子どもにとってはものすごく大きいんですよね。
② 0から始められるわかりやすさがあるか
習い事の中には「すでにできる前提」で進んでいくものもあります。
でも、本当に大事なのは、「わからない」に優しく寄り添ってくれるかどうか。
こどもちゃれんじや通信教材は、導入から一歩ずつ進めてくれる構成なので、
子どもが「ついていけない」不安を感じにくいのも続けられる理由だと思います。
③ 親の送迎負担が少ないか
スイミング、体操、サッカー…こうした習い事は、
どうしても親の送迎が必須になります。
もちろん、子どもの成長する姿が見られれば嬉しい。
でも、実際には「毎回通わせる労力」が重くのしかかることも多い。
しかも、期待して始めたのに、子どもがやる気をなくしたら?
その時間もお金も、ちょっと虚しくなってしまうんですよね。
僕自身、バイオリンがそうでした。
途中で先生が変わってしまったこともあって、うまく音も出なくて、気持ちが折れてしまった。
やりたくて始めたはずなのに、「思ってたのと違う」と感じたとき、
子どもって黙ってやめる方向に向かっちゃうものなんです。
④ 子どもが“自分で選べた”と感じられるか
「やりたい」って言葉。
これ、親にとってはすごく嬉しい響きだけど、“その言葉の重み”をちゃんと見極める必要があると思っています。
子どもは気まぐれです。
テレビで見たから、友達がやってるから、なんとなくカッコよさそうだから――
そんな一時的な気持ちから「やりたい」と言うこともある。
でも時には、目をキラキラさせて、
「これをやってみたい!」「どうしてもやらせてほしい!」と真剣に訴えてくるときもある。
その違いを見極めるには、“普段からちゃんと見ていないとわからない”んですよね。
子どもがなぜそれをやりたいのか、
どんなきっかけで興味を持ったのか、
それを、親が“考えてあげる”んじゃなくて、“感じ取ってあげる”ことが大事なんだと思います。
「自分で選んだ」っていう感覚は、
親のまなざしに支えられて、初めて育つものだから。
⑤ 続けても、やめても“やってよかった”と思えるか
習い事って、「何年続けたか」で評価されがちだけど、
本当に大事なのは、“その時間が子どもにとって意味があったか”だと思うんです。
僕がやっていた剣道は、途中で怖くなってやめてしまったけれど、
礼儀や集中力、勝ち負けを超えた「凛とした空気」は、今でも心に残っています。
習字では、市の展覧会に出られたことが自信になった。
母が喜んでくれた姿も、ちゃんと記憶に残ってる。
だからこそ、「やめても意味がある」って思えるような選び方をしてあげたい。
続けることが目的じゃなくて、その子の中に何かが残る。
それが、本当の“いい習い事”なんじゃないかと思うんです。
「怒られない」から始める!おすすめの習い事と教材
習い事を選ぶ軸
「怒られずに、楽しく学べること」
——それが僕が息子に習い事を選ぶときの一番大切にしている軸です。
子どもが挑戦しながらも、自信を削られずに「できた!」という体験を積み重ねていける場所。
そんな習い事を探している親御さんに向けて、僕が見つけた“怒られない学び”の選択肢をご紹介します。
どれも「間違い=成長のステップ」として肯定してくれる環境ばかりです。
一人ひとりの子どもに寄り添える学びの機会として、ぜひ参考にしてみてください。
■ こどもちゃれんじ/こどもちゃれんじ English

うちの息子が今どハマりしているのが「こどもちゃれんじ」のタブレット教材。
間違えても怒られず、正解すればしまじろうが笑顔で褒めてくれる。その“しかけ”がすごく優しいんですよね。
僕自身も、小さい頃は赤ペン先生のテストを返してもらえるのが嬉しくて、やる気につながっていました。
「ちゃんと見てもらえている」って感じる体験が、小さな自信になっていくんです。
■ 進研ゼミ小学講座/中学講座

チャレンジタッチなら、学校の勉強に沿った内容が“怒られずに楽しく”学べます。
間違えても解き直しの導線がしっかりしていて、「できた!」に繋がるよう工夫されているのがありがたい。
親としても、ちゃんと進捗が見えるので「見守ることに専念できる」のも安心です。
【マンツーマンでスポーツの習い事】体育スポーツ家庭教師ファースト

「うまくできない」「怒られるかも」「他の子と比べられるのがつらい」——
そんな不安を抱えずに、のびのびとスポーツに向き合える場所があったら、子どもにとっても親にとっても救いになると思いませんか?
体育スポーツ家庭教師ファーストは、まさに“怒られずに楽しめる”習い事のひとつ。マンツーマン指導だからこそ、できないことを責めるのではなく、一つひとつの「できた!」を丁寧に拾ってくれます。
親として嬉しいポイントは、事前に体験できることと、通いやすい場所を選べる柔軟さ。僕も昔、家庭教師の先生が自分にぴったり合っていたおかげで、勉強へのモチベーションがすごく上がった経験があります。
スポーツだって同じ。相性のいい先生と、怒られずに前向きに取り組める環境があれば、どんな子でも「自分ってできるかも!」って思えるんです。
もし、「集団だと合わないかも」「怒られてやる気をなくすのが心配」と思っているなら、一度このマンツーマンの優しさに触れてみてほしいなって思います。
【ゲームで楽しく英会話】eスポーツ英会話

子どもが夢中になってる「ゲーム」、その世界が学びの場になるって知ってましたか?
eスポーツ英会話は、マインクラフトやフォートナイトのような人気ゲームを通して、英語を自然に楽しく身につけられる新しいタイプのオンライン英会話スクール。英語を「勉強」じゃなくて「遊びの中の会話」として取り入れるから、間違えても全然OK。むしろ、どんどん話したくなる設計なんです。
僕も自分の子どもが「しまじろうイングリッシュプラス」にハマっている姿を見て、「楽しい」が原動力になるってほんとに大きいなって実感しています。英語って、正しく話せないと…ってプレッシャーを感じると、どんどん口が重くなる。でも、ここでは違う。成功体験が自然と積み上がる仕組みがあるから、「話せた!通じた!」という自信が育っていくんですよね。
ゲームが好きな子にとっては、まさに“怒られない習い事”の最前線。英語に触れたいけど、座学じゃ続かない…そんなご家庭にもぴったりです。
【自宅でできる!プログラミング習い事】デジタネ
プログラミングっていうと、難しそう…って感じるかもしれません。でも、「楽しい!」「やってみたい!」って思わせてくれる教材があったら、子どもはどんどん吸収していくんですよね。
デジタネは、マインクラフトやRoblox、ディズニーの世界を使って、子どもが「遊びながら学べる」オンライン教材。決して怒られず、「こうしてみたらどうかな?」って試せる環境だから、失敗を恐れずにチャレンジできます。まさに、成功体験の積み重ね。
うちの子もタブレット学習が大好きで、しまじろうのチャレンジを自分から進めています。「自分でできた!」が嬉しいから続くし、間違えても答えを教えてくれてまた挑戦できる。この感覚、デジタネにも同じ空気があるんです。
僕自身、プログラミングに憧れはあるけど全然できなくて…だからこそ、子どもには楽しく続けられる環境を用意してあげたい。未来を切り開くスキルだと思うからこそ、「怒られない」「無理させない」「楽しい」が本当に大事。
【世界に羽ばたける英語教育】Global Step Academy(GSA)
英語の習い事って、親としても気になるテーマ。でも「やらされてる感」が出てしまうと、続かないし、何より英語が嫌いになってしまうのが怖いんですよね。
Global Step Academy(GSA)は、ただの英会話じゃなく、「英語で学ぶ」力を育てるスクール。しかも、子どものレベルに合わせた2つのコースがあるから、英語が初めての子も安心してスタートできるし、帰国子女やプリスクール卒園生もしっかり伸ばせる。
僕も妻も大学で英語を学んだけど、やっぱり会話力って別物。子どもの頃から英語に触れられていたら…って思うことがあるんです。だからこそ、怒られず、失敗しても受け止めてもらえる環境で、英語に親しんでほしい。
GSAでは、固定スケジュールで学習の習慣がつくし、先生とのやり取りも楽しい。「話せた!伝わった!」っていう喜びが、子どもにとっての成功体験になるんですよね。ここが本当に大事。
英語って、未来の可能性を広げる力になる。その第一歩を、「怒られずに楽しめる英語」から始めてみませんか?
習い事を選ぶ前に大切な「親の心構え」
「やりたい!」と子どもが目を輝かせて言ったとき。親としてはつい、期待もしてしまうし、将来につながるのか、ちゃんと続けられるか……いろんな思いが交錯しますよね。
でも、まずは「やってみて、ダメだったら辞めてもいい」というスタンスを持つこと。これが、親にも子どもにも優しい第一歩だと思います。
僕自身、バイオリンやピアノ、剣道などいろんな習い事を経験しました。どれも、続けられなかった自分に後ろめたさがあったし、「ちゃんとしなきゃ」と親の顔色を見て続けようとした時期もありました。
だからこそ、今はこう考えています。
「楽しめているかどうか」「自分の意思でやっているか」「顔色をうかがっていないか」――この3つが、習い事を続けるための大事な判断基準だと。
そしてもう一つ、大事にしている考え方があります。
それは、「ほんのちょっと高いステップを踏ませてあげる」こと。
習慣は、慣れでどうにでもなるけれど、成長はちょっとだけ高いハードルを越えたときに訪れる。だから、無理強いじゃなく、「できそうだけど、ちょっと背伸びすれば届くかも」くらいのラインを見つけてあげたい。
親がそのバランスを取ってあげられることこそ、子どもの自己肯定感を育む第一歩なんだと思います。
⑥ 怒られずに楽しめる、おすすめの“習い事”まとめ
「子どもに習い事をさせたい」と思ったとき、大事なのは「怒られずに、楽しんで続けられるかどうか」だと思います。
かつての僕は、バイオリンの音がうまく出ないことに苦しみ、剣道の激しい音や痛みに萎縮し、ピアノでは「感覚でつかめ」と言われて戸惑う毎日でした。
だからこそ、今の息子には「怒られない」「褒められる」「できた!が積み重なる」ような体験を届けたいと思っています。
そんな視点で選んだ、おすすめの習い事を紹介します。
✅ マンツーマンで“成功体験”が積める【スポーツ家庭教師ファースト】
「みんなと比べられるのが辛い」「できなくて怒られるのが怖い」――そんな不安がなくなるのがマンツーマン指導のいいところ。相性の合うコーチと、できることから始めて成功体験を積んでいける。
親の「送迎が大変」問題も、自宅や近所の公園でできるから負担も軽い!

✅ ゲーム感覚で学ぶ!【eスポーツ英会話】
マイクラやフォートナイトなど、子どもたちが大好きなゲームを通じて英語を学べる新時代の習い事。楽しさの中に「もっと話したい」「伝えたい」があるから、英語のハードルもグンと下がる。
「怒られずに、自然に話せる環境」って、英語学習で一番大切なことかもしれない。

✅ 自宅で楽しめるプログラミング【デジタネ】
マインクラフトやディズニーの世界を使って学べるから、遊びの延長でスキルが身につく。自分のペースで進められて、わからなくても怒られないのが魅力。
プログラミングって、子どもの「自己解決力」や「創造力」が育つ最高の習い事だと思う。
✅ 英語を“学ぶ”じゃなく“使う”力を育む【グローバルステップアカデミー】
会話力を育てる、ハイレベルな英語学習。僕自身が英語で苦労してきたからこそ、子どもには「伝える楽しさ」を感じてほしい。先生とのやり取りやフィードバックも丁寧で、怒られるどころか毎回褒めてくれる環境。
「勉強」じゃなく「世界と繋がる手段」としての英語を育ててくれる習い事。
いずれのサービスも、「怒られない」「楽しめる」「成功体験を積み重ねられる」ことに焦点を当てて選びました。
子どもが自分のペースで、安心して取り組める習い事。そんな出会いが、親子にとっての“いい記憶”になってくれると信じています。
習い事は「怒られず、楽しめる」が一番の近道
習い事って、子どもにとっては“新しい世界への冒険”みたいなもの。
でもそこで「間違えたら怒られる」「頑張っても褒められない」って環境だったら、その冒険は楽しくなくなってしまう。
僕自身、バイオリンもピアノも剣道も体験してきたけれど、いつもどこかで「親の期待」や「先生の怒声」がプレッシャーになっていた。
そんな経験をしてきたからこそ、息子には「怒られないで楽しめる」「間違えても大丈夫」「成功体験を積み重ねられる」習い事を選んであげたいと思ってる。
今回紹介した習い事たちは、まさにそんな“怒られない学び”の形を実現してくれる選択肢。
ゲームや好きなことから入れる英会話や、1対1で丁寧に寄り添ってくれる家庭教師型のスポーツ指導など、いろんな形がある。
そして何より大切なのは、
まずは、どれかひとつ、子どもと一緒に話しながら“体験”してみるのはどうだろう。
きっと、そこに「怒られずに成長できる」道が見つかるはずです。