「え、イオンでも使えるの!?」
そう思った方、実はそれ、フジの株主優待なんです。
広島・愛媛を中心に展開する地元スーパー「フジ」ですが、イオングループ入りしたことで、今ではイオン系列のスーパーでも使えるお得な優待券を配布しています。
しかも、たった100株(約20万円前後)で、6,000円分の優待券+配当がもらえるという、利回り4.5%超の隠れ高還元株。
この記事では、実際に届いた優待券の写真付きで、
まで、投資初心者にもわかりやすく徹底解説していきます!
届いた!フジの株主優待(中身を写真で解説)
「フジの株主優待ってどんなものが届くの?」
という疑問を持つ方のために、2025年6月末に実際に届いた封筒の中身を写真付きでご紹介します。
📦 届いた封筒の外観・封入物一覧

こちらが届いた封筒一式です。フジのロゴに加え、イオンのロゴも入っており、イオングループ傘下であることがはっきり分かります。
中には以下のものが封入されていました
🎫 優待券の現物をチェック!

1枚100円券が60枚綴りになっています。これで合計6,000円分。
1回の買い物1,000円(税込)ごとに1枚使用できる形式なので、実質的に10%引きのような感覚で使えます。
- 有効期限:2026年6月30日
- 使用単位:1,000円につき1枚
- おつりは出ません
📝補足:たとえば3,000円の買い物なら、3枚=300円分の割引が可能!
📄 同封の案内文で利用範囲もチェック

優待券が使える店舗や、利用できない商品(例:タバコ、切手、処方薬など)も細かく記載されています。
フジ系列だけでなく、イオングループ各社でも利用可能と明記されており、地方住まいの方でも使い勝手は抜群です。
💬「え、イオン系でも全部使えるの?」と思う方のために、次章では具体的にどのお店で使えるかを図解で解説していきます!
どこで使える?フジの優待券はイオン系列でも使える!
フジの株主優待券は、自社店舗だけでなく、イオングループのスーパーでも使えるのが最大の魅力です。
以下、初心者にもわかりやすく解説します。
🏬【利用できる店舗まとめ】
◾️フジグループ直営店舗(中国・四国中心)
店舗名 | 備考 |
---|---|
フジ、フジグラン | 主要ブランド店舗 |
フジマート、スーパーABC、ピュアークック | 食品中心の中型スーパー |
マックスバリュ西日本、マルナカ | 旧マルナカ含む、合併後もブランド継続 |
ニチエー | 傘下企業(2022年グループ化) |
エミフルMASAKI | 一部テナント除く |
◾️イオングループの利用可能店舗(全国対応)
会社名 | ブランド例 |
---|---|
イオンリテール | イオン、イオンスタイル |
イオンビッグ | ザ・ビッグ、ビッグエクストラ |
マックスバリュ各社 | 関東・東海・北陸・九州・北海道など |
KOHYO/ピーコック/まいばすけっと | 都市型スーパー |
イオンマーケット | 食品系小型スーパー |
📌使える・使えない店舗のイメージ
- フジ・フジグラン・マルナカなど直営店
- イオン、ザ・ビッグ、マックスバリュ各社
- KOHYO、ピーコック、ニチエーなど
- テナント(専門店街)でのお会計
- 酒・たばこ・切手・商品券など
- 処方箋医薬品・プリカ類・ネットショップ
🛍️ 利用時の注意ポイント
- 1,000円(税込)以上の買い物につき、1,000円ごとに1枚使用可(=最大10%割引の感覚)
- おつりは出ません
- 他の割引と併用OKなケースも多い(レジ側判断)
📌【例】3,200円の買い物 → 3枚(300円分)使用可能。200円には使用不可。
💬「どこで使えるか不安…」という方は、店舗レジで「フジの株主優待券は使えますか?」と聞けば一発です!
配当+優待で利回り4.5%超!どのくらいお得なのか計算してみた
フジ(8278)の株主優待は、100株でもしっかり6,000円相当がもらえるということで、
「本当にお得なんじゃん!」と気になる方も多いはず。
ここでは、2025年6月末時点の株価をもとに、配当利回り・優待利回り・総合利回りをわかりやすく計算してみます。
💹 株価・配当・優待内容(2025年6月末時点)
項目 | 内容 |
---|---|
株価(6月末) | 約2,005円 |
最低投資額(100株) | 約200,500円 |
年間配当金 | 30円/株(3,000円) |
株主優待 | 優待券6,000円分(または特産品・ポイント) |
※特産品・ポイントを選択する場合は、3,000円相当となります。
✅ 利回りを算出すると…
種類 | 計算 | 利回り(100株) |
---|---|---|
配当利回り | 3,000円 ÷ 200,500円 | 約1.5% |
優待利回り | 6,000円 ÷ 200,500円 | 約3.0% |
総合利回り | 配当+優待 | 約4.5% |
📌 ポイント:たった20万円の投資で、毎年9,000円分の還元(配当+優待)。
銀行預金の金利とは比べ物にならない高水準!
📝 長期保有なら「お米」特典も!
- 1年以上保有+300株以上で「新米2kg」がもらえる
- 500株以上なら「新米5kg」にグレードアップ
これを金額換算すれば、さらに利回りがアップするおまけ付きです。
💬「初めて優待株を買ってみようかな」という人にとって、“1枚目の優待株”としてちょうどいいのがフジ株の魅力です。
選べる3種類の優待、どれが一番お得?
フジの株主優待は、「優待券6,000円分」だけじゃありません。
実は、毎年選べる3つのコースが用意されており、自分のライフスタイルや地域にあわせて選べるのが嬉しいポイントです。
🎁 選べる優待内容(100株以上の場合)
コース | 内容 | 向いている人 |
---|---|---|
🛒 株主優待券コース | 100円×60枚(6,000円分) ※1,000円ごとに1枚使用可 | 普段からイオン・フジで買い物をする人 |
🌾 地域特産品コース | フジが選ぶ地元の名産品(3,000円相当) | イオン・フジ店舗が近くにない方/ギフト感覚で楽しみたい人 |
💻 ネットポイントコース | フジネットショップで使える3,000円分のポイント | ネットでの買い物が多い人/地方在住者にもおすすめ |
✅ どれが一番“利回り”的にお得?
結論から言うと、使いこなせるなら「株主優待券」コースが断トツで利回りが高いです。
- 優待券コース:6,000円相当 → 利回り約3.0%
- 特産品/ネットポイントコース:3,000円相当 → 利回り約1.5%
ただし、フジ系列やイオン系列店舗が近くにない方は無理に選ぶ必要はありません。
“使えない優待券”より、“届いて嬉しい特産品”の方が満足度は高いという声も多いです。
📝 選ぶときの注意点
- 選択は年1回、案内ハガキで指定期日までに返信が必要
- 返信がない場合は「優待券コース」が自動適用(※2025年時点)
💬「普段のスーパーでサクッと使える派」は優待券、「旅行気分で楽しみたい派」は特産品、「ネットで買い物を済ませたい派」はポイント。
あなたに合った使い方を選べばOKです!
フジってどんな会社?地元密着スーパーからイオングループへ
株を買うときに気になるのが、「どんな会社なのか?」という信頼性。
ここでは、フジの企業概要と、イオングループ傘下になった背景をわかりやすく解説します。
🏬 地元密着スーパー「フジ」の成り立ち
- 設立:1967年(本社:愛媛県松山市)
- 中国・四国地方を中心に、100店舗以上を展開
- 「フジ」「フジグラン」「マルナカ」「マックスバリュ西日本」など多彩な店舗ブランドを運営
- 地元では“生活インフラ”レベルに根づいたスーパーとして高い認知度
💬 フジグランやマルナカは「実家でよく使ってた!」という声も多いローカルの定番。
🔗 イオングループ入りの経緯と影響
- フジは2021年にイオングループと経営統合(持分法適用会社化)
- 2024年には「マックスバリュ西日本」と正式合併 → 現在の株式会社フジ(新生)に
- 統合によって、「調達」「物流」「商品開発」「デジタル販促」などでイオングループとのシナジーを活かす体制に
- それにより、フジの株主優待がイオン系列でも使えるように
💬 地方スーパーの“お得”が、全国スーパーに拡張された形。
🌍 フジの強みは「地域×イオン」
- 地元ニーズに応える:高齢者対応、小型店舗、移動販売車など地域密着の工夫多数
- 大手の力を借りる:プライベートブランドや物流インフラを活用しコスト削減・価格安定
- 「地場×大手」のハイブリッド企業として進化中
📌 中小スーパーにありがちな“先細り”ではなく、イオンとの連携でむしろ強くなっている数少ない銘柄。
中期経営計画から見える「これからのフジ」
「今はお得でも、将来どうなるのか不安…」
そんな声に応えるために、フジが公表している中期経営計画(2024〜2026年度)を読み解いてみましょう。
📈 成長戦略の柱は3つ
2024年、フジとマックスバリュ西日本が合併し、新会社として再スタート。
その中で、以下の3つの方針を軸に事業を進めています。
① 【文化づくり】従業員が動ける企業体質へ
- 経営理念やミッションの統一
- 地域に強く、現場主義を大切にする企業文化へ
- 組織はスリム化、行動力重視へシフト
💬 スーパーらしく「現場が動く文化」こそが、再編後の基盤に。
② 【既存事業の再強化】地域を深掘り・商品力UP
- 重点エリア(広島・愛媛・岡山・香川・兵庫)に集中投資
- 老朽店舗は順次建て替え・改装、新規出店も実施
- “お得”だけでなく“品質”や“価値訴求”も強化
- 小型店・移動販売・ネットスーパーでの隙間ニーズ対応
💬 ローカル大手だからこそ、生活圏に即したリニューアルが進んでいる。
③ 【インフラ統合による効率化】イオンの強みを最大活用
- 調達統合による仕入コスト削減(年間約22億円効果見込み)
- 商品開発(PB商品)や物流網の統一
- 電力コストも「イオン新電力」への切替で大幅圧縮
- データ活用(ID-POS)で販促精度UP
💬 経営統合は「ただの合併」ではなく、大企業の強みを自分の武器に変えている段階。
💹 業績の見通しは?
- 2025年2月期の営業収益は約8,100億円、純利益は前期比+7.6%の見込み
- 2026年度の中計ゴールは、営業利益160億円・ROE4%以上
📌つまり…
「生活必需型の業態+コスト削減+地域特化」
→ 少しずつだが確実に利益を積み上げるフェーズに入った
🧾 投資判断としてどう見る?
- ド派手な成長株ではないが、配当+優待+安定性の三拍子を備える優良銘柄
- 中期経営計画は派手なビジョンより「堅実な利益」を重視しており、信頼度高め
- “地元主義×大手支援”というハイブリッド体制で、長期保有に向く安心感あり
💬「安定して続ける暮らしの中に、自然とフジがある」
そんな地に足のついた企業が、これからも確実に配当と優待を届けてくれそうです。
どんな人におすすめ?フジ株の“相性診断”
株主優待や配当が魅力的なのはわかったけど、
「結局、自分には向いてるのかな?」と悩む人も多いはず。
ここでは、フジ株と相性のいい人の特徴をタイプ別にまとめました。
🧑🍳タイプ①:食費を少しでも節約したい主婦・パパママ層
✅ スーパーで毎週買い物する
✅ イオン・ビッグ・マックスバリュ系をよく使う
✅ お米・日用品・食材などの「実需」に優待を充てたい
→ 優待券で生活コストをダイレクトに節約できる!
🚆タイプ②:地方在住で「フジ」「マルナカ」愛用者
✅ 地元で昔からフジグランやマルナカに通っている
✅ イオンよりもフジ派、でもイオンも使う!
✅ 近くに複数店舗があり、使う機会が多い
→ 使い道に困らない“地域密着型の優待”として最適!
💰タイプ③:高配当より「総合利回り」でお得を感じたい投資家
✅ 配当金よりも優待が楽しみ
✅ 利回り4%超を条件に銘柄を探している
✅ 株主としての特典が“実感できる”銘柄が好き
→ 優待+配当のWリターンで満足感高め!
🌾タイプ④:フジの店舗が近くにない人(でも興味あり)
✅ ネットショップ利用派
✅ 特産品カタログで選ぶのが好き
✅ 優待券を家族にあげる or 売却もアリ
→ 選択肢があるから、住まいに関係なく楽しめる!
📝相性チェックまとめ表
タイプ | おすすめ度 | 優待活用しやすさ | 向いている優待 |
---|---|---|---|
節約志向の主婦・パパママ | ★★★★★ | ◎ | 優待券 |
フジ・マルナカ常連 | ★★★★★ | ◎ | 優待券 or 特産品 |
総合利回り重視の投資家 | ★★★★☆ | ◯ | 優待券 |
店舗が近くにない人 | ★★★☆☆ | △ | 特産品 or ネットポイント |
💬「実際に使えるか?」を基準に選べば、失敗しない。
注意点とQ&A|買う前に知っておきたい落とし穴
「優待がもらえるなら即買い!」…といきたいところですが、
実際にはちょっとした注意点や勘違いされやすいポイントがあります。
購入前にこれだけは押さえておきましょう。
Q1. フジの優待券って、どこのレジでも使えるの?
A. 一部使えない店舗・テナントがあります。
- イオン・フジ系列の「直営レジ」で使えます
- 逆に、専門店(テナント)やドラッグ系売場などでは使えないことがある
- レジ前に「優待券利用OK」の掲示があることも多いので、心配なら事前確認を
Q2. お釣りは出るの?
A. 出ません。
- 例えば「3,200円」の買い物なら、優待券は3枚(300円分)まで使用可能
- 残り200円に対しては使えません
- 上手に「1,000円単位」で使うのがコツ
Q3. 優待券と他の割引って併用できるの?
A. できます(原則)。
- フジやイオンの「割引キャンペーン」「値引きシール」「アプリクーポン」などとの併用OK
- ただし一部特殊なキャンペーンでは除外されることもあるため、念のためレジで確認を
Q4. 優待の申し込みって必要なの?
A. 基本は“選択制”ですが、返信しなければ自動的に「優待券」が送られてきます。
- 毎年5月頃にハガキが届きます(選択期限あり)
- 地域特産品やネットポイントを希望する場合は忘れずに返信を!
- 忘れた場合は「優待券6,000円分(100株の場合)」がデフォルトで届く仕組み
Q5. 権利確定日はいつ?
A. 毎年2月末です。
- この日にフジの株を保有していれば、6月に優待券が届きます
- 長期保有特典(お米)の対象には「8月末」もあるので注意!
📌迷ったときは「まず100株だけ買って、1年使ってみる」のがいちばん安心です。
まとめ|生活に根ざした“優待のある暮らし”を、フジで始めよう
フジの株主優待は、ただの割引券ではありません。
- 日々のスーパーでサッと使える便利さ
- 配当と優待を合わせた高い還元率
- 地元を大切にしながら、大手と組んで進化する堅実さ
そのどれもが、“暮らしに寄り添った優待株”として、
初めての優待デビューにも、長期保有にも向いた一銘柄です。
✅フジ株の魅力まとめ
魅力ポイント | 内容 |
---|---|
利回りが高い | 優待+配当で4.5%超! |
優待が選べる | 店舗派・ネット派・ギフト派…自由に選択OK |
生活密着型 | 全国のイオン系でも使える実用性の高さ |
安定性あり | 地域特化+イオングループという安心の二本柱 |
👣 はじめての一歩は「100株から」でOK!
約20万円前後の投資で、毎年6,000円分の優待+配当が得られるフジ株。
- 「日々の買い物をちょっとお得に」
- 「お米や特産品で季節を楽しむ」
- 「コツコツと生活防衛の手段として」
どの目的にもフィットする、実感型の優待株です。
💬 高配当でもなく、爆上げも狙わない。だけど、暮らしにはちゃんと効く。
そんな“堅実なお得”を、あなたのポートフォリオに1つ。
📦 生活がちょっとラクになる!人気の株主優待まとめ
本記事は、下記の公式ページをもとに体験と調査を加えて執筆しています。
▶ フジの公式ページを見る※株価・配当金・利回りなどの数値は、2025年6月時点の情報をもとに、Yahoo!ファイナンス・SBI証券・各社IR資料などを参考に筆者が独自に集計・算出したものです。市場の状況により変動するため、実際の投資判断はご自身で最新情報をご確認ください。