📦 今年もサンネクスタグループ(8945)から株主優待が届きました!

100株以上を1年以上保有していると、毎年9月下旬にQUOカード1,000円分がもらえる制度です。
コンビニや書店などで使えるので、家計のちょっとした助けになってくれる“お得感”がありました✨
ところが……残念なお知らせ。
この株主優待は2026年度を最後に廃止が決定しています。
2027年度以降は100株の小口投資家には実質的に優待がなくなるのです。
僕自身、届いた封筒を開けながら「来年で終わりか…」と正直ショックを受けました💦
でも冷静に見直すと、サンネクスタは「優待株」から「高配当株」へと完全に路線を変えただけ。
- 配当利回り:約4.0%
- 優待込み総合利回り:約5.0%(※2026年度まで限定)
- 株価も1,000円前後で安定推移
つまり今後は高配当安定株として長期保有を検討する価値が残るわけです。
をまとめていきます。
👉 優待がなくなるのはショックだけど、「配当狙いならまだ魅力的」という視点で一緒に整理していきましょう!
サンネクスタの株主優待の基本情報(2026年度まで)
🎁 優待内容
サンネクスタグループ(8945)の株主優待は、100株以上を1年以上継続保有する株主が対象です。
💡 条件の注意点
- 「1年以上の継続保有」が必須なので、権利付き最終日ベースで
6月末と12月末の株主名簿に連続3回以上記載されていないと優待をもらえません。 - つまり、2025年以降に新規購入しても2026年度の優待取得は実質不可能です。
📊 利回り計算(2025年9月末時点株価 1,040円で試算)
- 投資額:約10万4,000円(100株)
- QUOカード1,000円 → 優待利回り 約0.96%
小口でもらえるQUOカード優待は、ちょっとしたコンビニ代や書籍代に使えて家計の味方。
僕自身も封筒を開けた瞬間は「よし、今年も届いた!」と嬉しくなりました✨
優待廃止の発表と背景
⚠️ 衝撃の発表
サンネクスタグループは、
2026年度の実施を最後に現行の100株優待(QUOカード1,000円分)を廃止すると発表しました。
2027年度以降は、小口株主には優待がなくなる形です。
📉 なぜ廃止?背景を読み解く
一見「改悪」に見えるこの発表ですが、実際には株主還元の方針転換と捉えるのが正解です。
- 中期経営計画で掲げる指標
- 営業利益率10%以上(現状8.5%)
- ROE10%以上(現状3.0%)
- 株主資本配当率(DOE)5%以上(現状4.9%)
- 特にDOEを重視しており、配当による株主還元を主軸に据える姿勢が明確です。
🎯 優待の立ち位置の変化
これまで:小口株主(100株)でも毎年QUOカードをもらえる「お得な優待株」
つまり、優待の「ばら撒き」から「メリハリある株主還元」へと変わったわけです。
💬 個人投資家としての実感
僕自身、QUOカードが家計のプチ助けになっていただけに、廃止はかなりショックでした💦
小口株主にとっては実質的な“改悪”ですが、会社の視点では「配当還元に資金を集中させる合理的な判断」と言えます。
配当と総合利回り(最新データ)
💰 最新株価と配当利回り
2025年9月末時点の株価は 1,040円。
100株保有に必要な投資額は 約10万4,000円 です。
- 予想配当:1株あたり42円
- 年間配当額:100株で4,200円
- 配当利回り:約4.0%
📦 優待を加えた総合利回り(2026年度まで)
- QUOカード1,000円分(100株保有)
- 優待利回り:約0.96%
- 配当と合わせた総合利回り:約5.0%
📊 まとめ(2025年9月時点試算)
指標 | 数値 |
---|---|
株価 | 1,040円 |
投資額(100株) | 約104,000円 |
年間配当 | 4,200円 |
配当利回り | 約4.0% |
株主優待 | QUOカード1,000円分(2026年度まで) |
優待利回り | 約0.96% |
総合利回り | 約5.0% |
📌 ポイント
- この「総合利回り5%」は 2026年度まで限定。
- 2027年度以降は優待が廃止されるため、実質的に配当4%前後の高配当株として評価する必要があります。
業績・財務の安定性
📈 直近の業績(2025年6月期)
- 売上高:86億9,500万円(前年同期比 +3.9%)
- 営業利益:7億4,200万円(同 +13.6%)
- 当期純利益:2億2,900万円(特殊要因の反動で大幅減)
利益の一時的なブレはあるものの、本業ベースでは着実に増収増益を続けています。
💹 収益性の指標
- 営業利益率:約8.5%(前年から改善)
- ROE:約3.0%(前年は23.6% → 一時要因の反動で急低下)
- DOE:約4.9%(目標値5%以上にほぼ到達)
ROEは振れ幅が大きいですが、DOEを掲げることで安定的な配当を約束する姿勢が打ち出されています。
🏦 財務の安全性
- 自己資本比率:約72%
- 有利子負債倍率:0.05倍(ほぼ無借金経営)
財務基盤は非常に堅固で、借金に依存しない安定的な収益体質を築いています。
🏢 事業モデルの強み
サンネクスタの主力は「社宅・マンション管理」などのアウトソーシング事業。
- 契約ベースのストック型ビジネス
- 景気変動の影響を受けにくい
- 毎年積み上がる安定収益
この特性のおかげで、コロナ禍や景気後退局面でも業績は大崩れせず、配当原資をしっかり確保できています。
💡まとめ
- 財務体質は超健全
- 営業利益率・DOEは改善傾向
- 「安定したストック型収益+高配当方針」で、長期的にインカムゲインを支える基盤はしっかりしている
株価の推移と安定感
📉 直近1年の株価レンジ
- 高値:1,087円(2025年4月30日)
- 安値:960円(2025年1月30日)
- 値幅:約13%
この値動きの小ささからもわかるように、サンネクスタの株価は比較的安定的に推移しています。
📊 過去数年の傾向
- 株価はおおむね 800円〜1,100円の範囲に収まっており、急騰・急落が少ない。
- 小型株ではあるものの出来高も一定水準で、過度なボラティリティは見られません。
- 景気連動色が強くない事業構造(社宅・マンション管理のストック収益)も、安定株価を支える要因となっています。
💡 投資家視点での安心感
- 優待は廃止予定で魅力は薄れるものの、株価の安定感+配当4%前後という組み合わせは、中長期投資において安心材料。
- 多少の業績ブレがあっても、株価が大きく崩れるリスクは限定的と見られます。
個人投資家から見た評価
🙍 小口投資家にとっては改悪
- これまで10万円前後の投資でQUOカード1,000円分がもらえる「優待+高配当の総合利回り5%株」として魅力的だった。
- しかし2027年度以降は優待が消滅するため、小口株主には純粋な高配当株にしか映らない。
- 「優待があるから買う」という理由は完全に失われる。
💹 中長期投資家にとっての妙味
- DOE5%以上を掲げており、今後も配当4%前後を維持する可能性が高い。
- 株価の変動幅も小さく、インカムゲインを安心して狙える安定株。
- つまり「優待株」ではなく「高配当安定株」として、長期保有向きの銘柄に路線変更したと評価できる。
📝 評価の分岐点
- 優待狙い派 → 魅力ゼロ。2026年までに権利が取れなければ意味がない。
- 配当狙い派 → DOE方針を背景に高配当維持が期待でき、今後も注目する価値あり。
まとめ
📌 サンネクスタグループの株主優待は2026年度で実質終了
- 100株でもらえていたQUOカード1,000円分は、2027年度から廃止。
- 小口投資家にとっては「優待狙いで保有する理由」が完全になくなりました。
📌 それでも高配当株としての魅力は残る
- DOE5%以上を掲げ、安定的な配当還元を約束。
- 配当利回り4%前後を維持できる見込み。
- 株価のボラティリティも小さく、インカムゲイン狙いに適した安心感あり。
📌 評価の結論
- 🎁 優待狙い派 → 改悪。2026年までに取得できなければメリットなし
- 💰 配当狙い派 → 依然として有力な高配当安定株
✍️ 僕自身、優待廃止のニュースにはショックを受けました。
けれど冷静に見直すと、サンネクスタは「優待株」から「高配当株」に立ち位置を変えただけ。
優待は消えても、インカムゲインを長期で積み上げたい投資家にとっての選択肢であり続けるのは間違いありません。
👉 結論:サンネクスタは“優待銘柄”としては卒業。でも、“安定配当株”としてはこれからも注目できる銘柄です。
📦 生活がちょっとラクになる!人気の株主優待まとめ
本記事は、下記の公式ページをもとに体験と調査を加えて執筆しています。
▶ サンネクスタの公式ページを見る※株価・配当金・利回りなどの数値は、2025年10月時点の情報をもとに、Kabutan、Yahoo!ファイナンス・SBI証券・各社IR資料などを参考に筆者が独自に集計・算出したものです。市場の状況により変動するため、実際の投資判断はご自身で最新情報をご確認ください。