「センスのいい服は高い。でも、“株主”になれば話は別。」
ファッション感度の高い人たちに人気のセレクトショップ「ユナイテッドアローズ」。
実はその株主優待制度が超実用的で、15%割引が受けられる“知る人ぞ知るお得ワザ”だということをご存じでしょうか?
これだけの魅力がありながら、

「使い方が分かりづらい」

「どう利回りを計算すればいいの?」
といった理由で見送っている方も少なくありません。
この記事では、そんな疑問をゼロから解消しながら、
実際に得する投資の始め方とユナイテッドアローズ株の将来性まで丸ごと解説していきます。
🧭 この記事でわかること
- 株主優待(15%割引券)の【内容・使い方・注意点】
- 配当と組み合わせた【総合利回りの考え方】
- 今後のビジョン(OMO戦略・海外展開)から見る【成長性】
- 転売NGってホント?【優待券の裏事情】
- アダストリアやTSIとの【他社比較で見えた強み】
- 2. ユナイテッドアローズってどんな会社?ブランドと株主の関係
- 3. 最新の株価・配当・利回りをチェック|今は“買い時”なのか?
- 4. 株主優待の全貌|15%割引券の仕組みをやさしく解説
- 5. 15%割引券はどこで使える?対象店舗・通販サイトを網羅
- 6. 使い方マニュアル|実店舗・通販での活用手順を紹介
- 7. 配当+優待のリアルな利回り|初心者向けにわかりやすく計算
- 8. 中期経営計画・成長ビジョン|ユナイテッドアローズの未来図
- 9. フリマで売る人も?優待券の転売・譲渡ルールを徹底整理
- 10. 業界トレンドと競合比較|アダストリアやゼビオと何が違う?
- 11. 投資判断|長期保有に向いてるのはこんな人!
- 12. まとめ|今ユナイテッドアローズ株を買うべきか?
2. ユナイテッドアローズってどんな会社?ブランドと株主の関係
ユナイテッドアローズ(証券コード:7606)は、
1989年創業の日本を代表するセレクトショップ運営企業です。
アパレル小売業界においては、「BEAMS」「SHIPS」と並び“セレクト御三家”とも称される存在であり、
単なる小売を超えた“ブランドの世界観”を提供し続けてきました。
👕 高感度セレクト×上質なオリジナル=唯一無二のブランド戦略
ユナイテッドアローズの最大の特徴は、
「世界中から選び抜いたセレクト商品」と
「自社企画のオリジナル商品」を絶妙なバランスで取り扱っていること。
展開ブランドは多数ありますが、中でも代表的なのが以下の3本柱です。
ブランド名 | ターゲット層・特徴 |
---|---|
UNITED ARROWS 本店レーベル | 高価格帯・上質志向/ビジネスパーソン・富裕層向け |
BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS | トレンドを意識したカジュアル/20〜30代中心 |
green label relaxing(グリーンレーベル) | 価格帯を抑えたベーシック/ファミリー層や子育て世代も◎ |
このように、複数のブランドが異なる価格帯・年齢層・ライフスタイルをカバーしており、
客層が分散しているのが強み。
つまり、「若い頃はBEAUTY&YOUTH → 子育て期はgreen label → キャリアを積んで本店レーベル」と、
ライフステージに合わせてブランドを“渡り歩ける”設計になっているのです。
📈 株主としての魅力:「商品を買う人」=「投資先のファン」になれる
この企業構造は、株主優待との親和性が非常に高いです。
つまり、「服が好き・ブランドが好き」という“消費者としての推し”が、
“投資家としての納得感”に直結する稀有な銘柄なのです。
これは他のアパレル株(例えば低価格SPA型のGUやユニクロ)とは異なり、
“ブランドの物語性”に投資しているという手応えを感じやすいところも魅力。
💡 企業理念とブランドカルチャーも独特
ユナイテッドアローズの社是は「店はお客様のためにある」。
接客・店舗演出・商品セレクトに至るまで、
“お客様一人ひとりの生活を豊かにすること”を徹底的に意識した企業文化が根付いています。
それは実際、販売員によるスタイリング投稿の質や、店頭での細やかな提案力にも現れており、
近年はそれらをDX化し、ECでの販売にもつなげるOMO戦略を加速中です。
🧑💼 投資対象としての“リアルさ”がある会社
- 名前だけ聞いたことあるけど行ったことない企業
- 商品やサービスが身近にない企業
…といった投資先と違い、ユナイテッドアローズは「日常で触れることができる」銘柄。
自分の目で見て、体験して、納得したうえで投資できるという安心感があります。
特に株主優待は、“試着してから、優待で買う”というダイレクトな満足感が得られるのがポイントです。
3. 最新の株価・配当・利回りをチェック|今は“買い時”なのか?
「ユナイテッドアローズの株主優待、魅力的なのは分かった。でも株価が高かったら意味がないよね?」
そう思ったあなたにこそ、ここで最新の株価・配当・利回り状況をチェックしておくことが重要です。
配当と優待の“合わせ技”でどれだけお得なのか? そして、今は割安なのか、割高なのか?
投資判断を下すためのリアルな数字を整理していきましょう。
💹 現在の株価と過去の推移
2025年8月時点でのユナイテッドアローズ(7606)の株価は…
およそ2,100円台
- 2025年年初には2,789円の年初来高値を記録
- その後やや調整し、4月には1,982円の年初来安値
- 現在はちょうどその中間、“買いやすい水準”に位置している
この価格帯は、優待投資初心者にとっても20万円ちょっとで100株保有できる手軽さがあります。
💰 配当金の実績と予想
- 2024年3月期:年間配当55円(実績)
- 2025年3月期:年間配当63円(実績)
- 2026年3月期:年間配当74円(会社予想) ←連続増配中!
増配の背景には、配当性向40%以上を目安にした安定的な累進配当政策や
売上・営業利益ともに堅調な成長トレンドがあります。
純利益こそ一時的に減益でしたが、これは不採算店舗の閉鎖や本社移転の影響で、
実力ベースではしっかり黒字&成長中です。
📊 配当利回り・総合利回りの計算
配当利回りの目安(2025年8月時点、株価2,100円で計算)
年度 | 年間配当 | 配当利回り |
---|---|---|
2025年実績 | 63円 | 約3.00% |
2026年予想 | 74円 | 約3.52% |
さらに、優待(15%割引券×2枚)をしっかり活用できる人なら、実質利回りはここから跳ね上がります。
📌 たとえば
- 衣料品10万円分を優待で購入 ⇒ 15,000円の割引
- 100株(約21万円)の保有に対し → 実質利回り+7.1%相当
- 配当+優待合わせた総合利回りは 実質10%以上も可能!
もちろん、どれだけ使うかによってこの数字は変わりますが、
「株主になれば確実に使える還元策」があることが最大の魅力です。
📉 今は買い時なのか?相場観と投資タイミング
ここまでの情報を整理すると、次のような判断ができます。
✅ 買い時といえる理由
- 🔹 株価が高値から2割程度下がった調整局面(=割高感が緩和)
- 🔹 配当利回りは上昇中、来期予想では3.5%超えの高水準
- 🔹 株主優待は“改悪なし”どころか電子化で利便性アップ
- 🔹 中期計画ではOMO/海外展開/新規出店など成長余地あり(第8章で詳述)
⚠ 注意点
- 📉 業績は基本堅調だが、1Qは販促費増でやや減益着地
- 📊 PERは約11〜12倍、PBR1.5倍前後と、“過熱感はないが超割安でもない”
📝 結論:ユナイテッドアローズ株は今“狙い目ゾーン”に突入中!
✔ 長期保有を前提とするなら、
✔ 配当+優待をフルに活かす前提なら、
✔ ブランドへの愛着があるなら…
「今の株価水準は、むしろ好機」と言える状況です。
優待の権利確定日は【毎年3月末】なので、今から保有しておけば1年丸々の恩恵を得られるポジション。
「次の決算・成長戦略を確認しながら買い増す」戦略もおすすめです。
4. 株主優待の全貌|15%割引券の仕組みをやさしく解説
ユナイテッドアローズの株主優待は、
アパレル系優待の中でも「実用性」と「割引率の高さ」で抜群の人気を誇ります。
では、具体的にどのような制度なのか?
「もらい方」から「優待券の枚数」「使用条件」まで、初心者にもわかるように順を追って解説します。
🎁 株主優待の基本情報(2025年時点)
内容 | 詳細 |
---|---|
優待の内容 | 15%割引の株主優待券(電子チケット) |
保有条件 | 毎年3月31日時点で100株以上を保有している株主 |
配布時期 | 毎年6月下旬ごろ |
有効期限 | 翌年6月30日まで(約1年間) |
形式 | 電子チケット(スマホで利用) |
📦 優待券のもらえる枚数は?(保有株数によって変動)
ユナイテッドアローズの優待券は、保有株数によって以下のように枚数が変わります。
保有株数 | 優待券枚数(1枚=15%オフ) |
---|---|
100株以上 | 2枚(最大で1回2枚利用可能) |
200株以上 | 4枚 |
500株以上 | 6枚 |
1,000株以上 | 10枚 |
※ 2025年8月現在、100株保有が最もコスパ良し。
🛍️ 15%割引券の対象店舗・ブランド一覧
ユナイテッドアローズの株主優待は“自社直営店舗と公式通販サイトでの購入”に利用できます。
📲 電子チケット化で利便性UP!
2023年から、株主優待は「電子チケット形式」へと完全移行しました。
🔗 電子チケットは【UA株主様専用サイト】からアクセス
※ ログインには「株主番号」と「初回ログインパスワード」が必要(送付通知に記載)
⚠️ 優待券の使用ルール(見落としがちな注意点)
優待は非常に使いやすいのですが、以下の条件にだけは要注意!
条件 | 内容 |
---|---|
利用上限 | 1会計あたり税抜25万円まで(=税込27.5万円まで) |
同時利用 | 最大2枚まで同時利用OK( 店舗で50万円まで可能) |
他割引併用 | 不可(セール・ポイント・クーポン併用NG) |
お釣り・分割 | 出ません&分割使用不可(1枚で1会計) |
🎯 結論:ユナイテッドアローズ優待は“使いやすさ最強クラス”
- 15%という高還元
- 実店舗もオンラインも対応
- ブランドの魅力と相まってリピート価値あり
- 電子化でストレスフリーな運用
優待を「使う前提」で考えるなら、ユナイテッドアローズはかなり“有力な保有銘柄”といえます。
5. 15%割引券はどこで使える?対象店舗・通販サイトを網羅
株主優待でもらえる15%割引券が手元にあっても、

「どの店舗で使えるの?」

「アウトレットは対象?」

「ネットショップでもいける?」
など、実際に使うタイミングで悩む方は少なくありません。
この章では、“使える場所・使えない場所”を完全整理。
店舗派も通販派も、「迷わず優待をフル活用できる」ようにナビゲートします。
🏬 実店舗で使えるお店一覧
ユナイテッドアローズが展開する直営ブランド・セレクト業態の多くで、株主優待割引券が利用できます。
📌 店舗によっては一部対象外アイテム(小物・コスメなど)もあるため、事前確認が安心です。
🛒 オンラインストアでも使える!
株主優待は「UNITED ARROWS LTD. ONLINE STORE」でも利用可能です。
【使えるECサイト】
▶︎ https://store.united-arrows.co.jp/
🚫 優待が使えない場所・ブランドもある
以下の店舗・ブランド・モールでは株主優待の利用ができませんのでご注意ください。
❌ 優待利用不可
利用不可先 | 理由・補足 |
---|---|
Chrome Hearts(クロムハーツ) | ハイジュエリー・高級ラインのため対象外 |
一部百貨店内店舗 | 百貨店側の運営となっており対象外 |
OUTLETモール店舗 | 「LTD. OUTLET」の名称でも直営でない場合は対象外 |
セール商品/アウトレット品 | 優待割引との併用不可が基本ルール |
⚠ 特にクロムハーツはグループ内とはいえ“別格扱い”。割引券は一切使えません。
📝 どれだけお得になる?ケース別シミュレーション
- 🔸 例①:green label relaxing でスーツ一式(¥40,000)購入 → ¥6,000オフ
- 🔸 例②:オンラインで新作ジャケット(¥28,000)+シャツ(¥12,000)購入 → ¥6,000オフ
これが毎年2枚ずつもらえると考えると、実質的な“生活節約効果”も大きいですね。
✅ 結論:実店舗でもネットでも使える“万能優待”
ユナイテッドアローズの株主優待は――
- 店舗もECも対応
- 使用可能ブランドが豊富
- 高額アイテムにこそ威力を発揮
- 利用条件もシンプルでわかりやすい
「洋服を買う予定がある人」にとっては、“優待で買い物を得する投資”が成立する、非常に実用的な内容になっています。
6. 使い方マニュアル|実店舗・通販での活用手順を紹介
「優待券はもらった。けど、実際どうやって使えばいいの?」
そんな声に応えるべく、株主優待(15%割引券)の“使い方”を紹介します。
- 🏬 実店舗での使い方
- 🛒 オンラインストアでの使い方
- ⚠ よくあるミス・トラブル防止ポイントもセットで紹介します。
🏬 実店舗での使い方(対面での提示)
- 電子チケットにアクセスする
株主優待券は2023年より【電子チケット形式】となっています。
→ 株主優待チケットのQRコードから「株主様専用サイト」へアクセス。 - ログインする(初回のみ)
ログインには「株主番号」「パスワード(通知書に記載)」が必要です。
初回ログイン後はパスワード変更可。 - チケット画面を開いて店頭で提示
購入時にスマホで画面を提示するだけでOK!
店員さんがバーコードを読み取り、割引適用されます。
📝【ポイント】
チケットは複数枚ある場合、1会計につき最大2枚(=50万円)まで同時利用可能。
ただし、1枚につき税抜25万円が割引上限となるため注意。
🛒 オンラインストア(UA公式)での使い方
「店舗に行く時間がない」「ECで在庫を確認してから買いたい」
そんな方はUNITED ARROWS公式オンラインストアで優待を使いましょう。
【公式ECサイト】
▶︎ https://store.united-arrows.co.jp/
▼ 使い方ステップ
- 商品をカートに入れて「ご注文手続き」へ進む
- 「株主優待券を利用する」欄を選択
- 優待券に記載された【バーコード番号】を入力
- 割引金額が表示されるので確認して購入
📌 オンラインでも最大2枚まで利用可能(15%×2枚で30%オフ)
クーポンやセールとの併用は不可。
割引対象は定価商品のみなので、購入前に割引表示の有無をチェック。
⚠ よくある注意点・ミス例
よくあるミス | 対策・アドバイス |
---|---|
セール品に使おうとした → エラー | 割引は“定価商品”のみ。セール対象商品には使えません。 |
優待券のバーコードをスクショして使った → 読み込めない場合あり | スマホのブラウザで“リアルタイムに表示”が推奨されている |
オンラインでチケット番号を入力しても反映されない | 入力ミス or 使用上限超えの可能性。2枚まで/税抜25万円までを超えていないか確認を |
✅ 結論:電子チケットで“使いやすさ最強”の株主優待に進化!
- スマホでいつでも表示・利用できる
- 実店舗・ネット両対応で生活スタイルに合った使い方が可能
- 年2枚だけど、1枚でも数千円お得になる実用性の高さが魅力
7. 配当+優待のリアルな利回り|初心者向けにわかりやすく計算
株式投資で気になるのは、やっぱり「どれくらい得なのか?」という利回りですよね。
ユナイテッドアローズの魅力は、配当金の安定感+優待の実用性を組み合わせた
“総合利回り”の高さにあります。
この章では、配当利回り・優待利回り・総合利回りをわかりやすく解説。
実際にどれくらい得になるのか、初心者でもすぐにイメージできるように数字で示します。
💰 配当利回りは3〜3.5%水準で安定推移中
まずは配当金から確認しましょう。
年度 | 年間配当(1株あたり) | 株価想定(2025年8月時点) | 配当利回り |
---|---|---|---|
2024年3月期 | 55円(実績) | 約2,100円 | 約2.6% |
2025年3月期 | 63円(実績) | 約2,100円 | 約3.00% |
2026年3月期 | 74円(予想) | 約2,100円 | 約3.52% |
📌 配当利回り3.5%は東証プライム上場銘柄の中でも比較的高水準!
🎁 優待利回りは“使えば跳ね上がる”インパクト
ユナイテッドアローズの優待券(15%割引×2枚)は、
使い方次第で“実質のリターン”が大きく変わるのが特徴です。
では、具体的にどれくらいの「優待利回り」になるのか、ケース別に見てみましょう。
■ ケース①:年5万円分の買い物に使った場合(1枚で)
- 15%オフ → 7,500円の割引
- 7,500円 ÷ 100株(約21万円)= 優待利回り:約3.57%
■ ケース②:年10万円分の買い物に使った場合(2枚フル活用)
- 15%×2枚で最大30%オフ → 15,000円の割引
- 15,000円 ÷ 100株(約21万円)= 優待利回り:約7.14%
🧮 総合利回り(配当+優待)を合算してみると…
利用状況 | 配当利回り | 優待利回り | 総合利回り(目安) |
---|---|---|---|
優待を使わない | 3.5% | 0% | 3.5% |
優待1枚だけ使用(5万円) | 3.5% | 3.5% | 7.0% |
優待2枚フル活用(10万円) | 3.5% | 7.1% | 10.6%! |
📝 注意点とアドバイス
- 優待は「自分が買い物する予定があるか」が利回りに直結します。
- 洋服好きや年に2回以上買い物する人には、実質利回りが非常に高くなる優待株。
- 利用しない場合は“配当だけ”の利回りになるが、それでも3%以上あるので合格点。
✅ 結論:生活に活かせる人ほど“お得度が跳ね上がる”優待株
ユナイテッドアローズは、配当+優待の両面でリターンが得られる「実需型」優待銘柄。
「投資で利益を狙いつつ、普段の買い物もお得になる」
この“Wで得する仕組み”は、投資初心者にも中長期ホルダーにも響くポイントです。
8. 中期経営計画・成長ビジョン|ユナイテッドアローズの未来図
株主優待や配当が魅力的な銘柄でも、「今後の成長性」がなければ長期保有には不安が残りますよね。
ユナイテッドアローズは、そうした懸念に対して明確な答えを持っています。
同社は中期経営計画(2023年度~2026年度)を公表しており、
そこで描かれている未来像は非常に現実的かつ野心的です。
この章では、投資家としてチェックすべき「ビジョン・戦略・方向性」をポイントごとに解説します。
🧭 ビジョン:OMOで“売らずに売る”世界を目指す
ユナイテッドアローズが掲げるキーワードは、「OMO(Online Merges with Offline)」の強化です。
「ただ売る」のではなく、店舗・EC・SNSを横断して“買いたくなる体験”を提供する。
その象徴的な取り組みが「スタッフスタイリング投稿×EC購買」。
販売員が投稿したコーディネートを見たユーザーが、ECで商品をそのまま購入できる仕組みで、“接客のDX化”が大きな武器になっています。
- 2024年度:スタッフDXセールスマスター制度を導入
- 投稿経由の購買率UP、ファン化の加速へ
🌏 海外展開:アジア進出で“次の柱”を狙う
- 中国・台湾への出店を皮切りに、海外市場へ本格参入
- 2023年に中国1号店(上海)を開業 ⇒ 計画比+80%の売上を達成
- 台湾では自社直営型へ移行し、利益構造の改善を狙う
📌 中長期的には、インバウンド需要回復とも連動し、訪日外国人への販路拡大も視野に。
🏗 店舗戦略:スクラップ&ビルドで“選ばれる店舗”へ
- 店舗数は2026年3月末に380店舗まで調整予定
- 収益性の低い店舗は閉店し、売れる立地・ブランドに集中出店
- 小型店→大型路面店へのシフトも加速
これは「規模の追求」から「効率と価値の追求」へシフトしている証拠です。
🛍 商品戦略・ブランド再構築
- 高価格帯ライン「DRAWER」「CHROME HEARTS」などの強化
- Z世代向けブランドの発掘・共同開発も検討中
- サステナブル素材・SDGs視点の企画商品を強化し、感度の高い消費者にアプローチ
特に今後は“推し活”に耐えうるブランド力の構築が差別化の鍵に。
👨💼 人材戦略:販売員を「スタイリスト」へと昇華
- 社内教育制度を刷新し、接客+SNS+ビジュアル戦略を担える販売員を育成
- 「接客」から「発信」へ――
単なる店頭人員から、“企業の顔”へと進化中
投資家として見るべきは、この人材投資が中長期的なブランド力・顧客単価向上へつながる設計になっていることです。
📈 数字目標(2026年3月期まで)
項目 | 目標 |
---|---|
売上高 | 1,650億円(2023年比+約20%) |
営業利益率 | 8%以上(現在は約5%前後) |
自己資本比率 | 60%以上の維持 |
ROE | 10%以上 |
✅ 結論:「株主優待が目当て」から「未来に投資したくなる企業」へ
ユナイテッドアローズの中期経営戦略は、以下の3点で非常に魅力的です。
- OMO戦略による接客×ECの融合(リアル+デジタルの最適解)
- 海外市場・インバウンドを見据えた成長ストーリー
- 店舗・人材・商品への的確な再構築
株主優待だけでなく、“成長企業の株主になる価値”が感じられる一手一手が展開されているのです。
9. フリマで売る人も?優待券の転売・譲渡ルールを徹底整理
ユナイテッドアローズの株主優待(15%割引券)は、そのお得度の高さから…
- 「使いきれないからメルカリやラクマで売ろうかな」
- 「金券ショップに持って行ったらいくらになる?」
…といった声もちらほら聞かれます。
結論から言えば、優待券の“転売”は推奨されていません。
でも、“グレーゾーン”が多いのも事実。
この章では、フリマや譲渡の実態とルール、注意点を徹底的に整理します。
💸 実際フリマサイトでは売られているのか?
はい、実際にはメルカリ・ラクマ・ヤフオクなどで頻繁に出品されています。
相場(2025年8月時点)
- 1枚あたり:約2,000〜2,500円程度
- 状態・有効期限によって変動あり
- 2枚セットなら約4,500円近くで売れるケースも
購入者の狙い:1〜2万円の買い物でも1,500円引きになるため、“使えば元が取れる”金券扱いのようなニーズが存在。
⚠️ 公式ルール:転売は禁止、利用拒否の可能性あり
ユナイテッドアローズの公式サイトでは、明確に以下のように記載されています。
- 「株主優待券の有償譲渡・転売はご遠慮ください」
- 「不正取得・不正利用が確認された場合、無効とさせていただく場合があります」
- 「ご家族、ご友人へのプレゼントや無償での譲渡につきましては、この限りではありません。」
つまり、フリマで出品・購入する行為そのものが“規約違反”であり、無効になる可能性もあるということです。
実際には使えてしまうケースも多いですが、今後の運用で“番号無効化”されるリスクもゼロではありません。
👪 無償での譲渡はOK
一方で、公式には「無償で家族や友人に譲渡することは問題ない」とされています。
これは、株主優待の本質が「株主への還元」であると同時に、
「株主の生活を豊かにする」というスタンスだからです。
📌電子チケットはメール・LINEなどで簡単に共有できる仕様。
家族間での使いまわしは非常に現実的で、使い勝手の良さが保たれています。
📝 こんなケースはグレー?NG?
ケース | OK/NG? | 補足 |
---|---|---|
家族にLINEでチケット共有 →使用 | OK | 無償譲渡にあたるため |
メルカリで出品/販売 | NG | 明確な有償譲渡、利用無効の可能性あり |
SNSで「送料のみ」で譲渡 | グレー | 対価性があるとNGに近づく |
金券ショップで買取依頼 | NG | 企業としては認めていないルート |
✅ 結論:転売は自己責任、でも“使い切る工夫”が吉
- ユナイテッドアローズの優待券は非常に実用的で価値が高い
- だからこそ、“転売できそう”という誘惑も生まれやすい
- でも、転売は非推奨&無効リスクあり。おすすめはできません。
✔「家族にあげて使ってもらう」
✔「自分で使い切るように買い物計画を立てる」
…といった形で、株主としてのメリットを最大限に活かすのが賢いやり方です。
10. 業界トレンドと競合比較|アダストリアやゼビオと何が違う?
ユナイテッドアローズの魅力を語る上で欠かせないのが、
「他社と比べてどう違うのか?」という視点です。
この章では、アパレル業界全体のトレンドを踏まえつつ、
主要な競合企業であるアダストリア(ドットエスティ)や
ゼビオ(スポーツ×アパレル)と比較しながら、
ユナイテッドアローズの“独自ポジション”を解説していきます。
🧭 業界全体のトレンドは“二極化”と“デジタル化”
アパレル業界はここ数年、次のような変化に直面しています。
トレンド | 内容 |
---|---|
① 価格帯の二極化 | ファストファッションと高感度ラグジュアリーの二極化。中価格帯が苦戦。 |
② EC/OMO化の加速 | コロナ禍をきっかけに、店舗→ECへのシフトが一気に進行。 |
③ 感性×サステナビリティ | Z世代を中心に、環境配慮や“推せる”ブランドへの注目が増加。 |
④ 体験価値重視 | 単なる買い物ではなく、「接客・世界観・参加性」が鍵に。 |
この激動の中で、各社がどう動いているかを見てみましょう。
👕 アダストリアとの比較:価格帯とブランド構造が違う
比較項目 | ユナイテッドアローズ | アダストリア(ドットエスティ) |
---|---|---|
価格帯 | ミドル〜ハイ(上質志向) | ロー〜ミドル(トレンド志向) |
主力ブランド | BEAUTY&YOUTH、green label など | GLOBAL WORK、ニコアンド、ローリーズファーム |
優待内容 | 15%割引券(年1回) | 1,500円分の買物券(年2回) |
利回り | 配当+優待で最大10%超も可 | 優待利回り中心(0.5〜1%前後) |
EC戦略 | OMO先進的、投稿からの購買導線が強い | ドットエスティ(自社モール)での直販が主軸 |
アダストリアは“ボリュームゾーン向け”、ユナイテッドアローズは“選ばれし者向け”のブランド設計。
一言で言えば、「価格重視」か「体験・質重視」かの違いが明確です。
👟 ゼビオとの比較:業態の違いから見えるポジショニング
ゼビオはスポーツ用品中心の業態ですが、アパレル領域にも強みがあります。
優待も使い勝手がよく、ユナイテッドアローズと比較されることがあります。
比較項目 | ユナイテッドアローズ | ゼビオホールディングス |
---|---|---|
主軸 | ファッション・セレクト | スポーツ × ライフスタイル |
優待内容 | 割引券(15%) | 割引券(20%)+割引券(10%) |
利回り | 実質10%以上可 | 総合利回り3〜6%前後 |
ブランド戦略 | 高感度・ラグジュアリーも視野 | スポーツブランド直販+PB展開 |
出店戦略 | 都心・商業施設型 | 地方郊外・ロードサイド型 |
ユナイテッドアローズは「都市型感度層」、ゼビオは「地方・ファミリー層」に強い傾向。
両者の客層は競合というより“棲み分け”されています。
📌 他にも比較される優待アパレル銘柄
銘柄名 | 優待内容 | 補足ポイント |
---|---|---|
TSIホールディングス | 20%オフ(年2回) | ナノ・ユニバースなど保有、だが業績は厳しい |
三陽商会 | 割引優待券 | バーバリー撤退以降は再建中でリスク高 |
しまむら | 商品券 | 配当利回りも高く、堅実な生活密着型 |
📝 結論:ユナイテッドアローズは“ブランド×体験”重視の唯一無二ポジション
- 優待利回りで見ればアダストリアのほうが高く感じるかもしれない
- でも、「高単価の商品を、15%確実に割引できる」のはUAだけ
- ブランドに共感し、ライフスタイルに取り入れたい人には“価値ある優待”となります
「服を買うための投資」ではなく、「服と未来に投資する株」――
それが、ユナイテッドアローズの真の立ち位置です。
11. 投資判断|長期保有に向いてるのはこんな人!
ここまで読み進めてくださった方はもうお気づきかもしれません。
ユナイテッドアローズ(7606)は、“短期で株価益を狙うタイプの銘柄”ではありません。
むしろ、優待を使って賢く節約しながら、配当を受け取りつつ、将来の成長に期待して長く持つ銘柄です。
では、どんな人にこの銘柄は向いているのか?
具体的にタイプ別に整理してみましょう。
👨👩👧 ファッション好き・UAユーザー
- 普段から「BEAUTY&YOUTH」「green label relaxing」で買い物をしている
- セール品より“新作”や“限定商品”が気になるタイプ
- スタイリストの投稿を見て、コーディネートに影響を受けることがある
📌 → あなたが日常的に買い物するブランドで15%オフが受けられる=生活に即利益が出る投資です!
💼 安定配当+優待重視の“利回り派”投資家
- 株主優待を使って生活コストを下げたい
- 配当利回り3%前後が出ている銘柄を長期で持ちたい
- 安定企業への“長期インカム投資”を好む
📌 → 配当3.5% + 優待7%で実質利回り10%超えも狙える優良銘柄。
資産形成の一部として保有するのに非常に相性◎です。
👶 投資初心者・20代30代の若手社会人
- 株主優待に興味があって最初の銘柄を探している
- 投資額は20万円前後までで検討したい
- EC・スマホで使える優待の“便利さ”に惹かれる
📌 → 100株=21万円前後でスタートできて、使える優待×もらえる配当×将来性が揃っている。
初めての1銘柄としても、安心して推せます。
👵 節約志向の主婦・シニア投資家
- 子や孫の洋服を買う機会が多い
- green label relaxing や Odette e Odile を日常使いしている
- フリマで売らずとも、家族に優待を譲渡して有効活用したい
📌 → 電子優待はLINEやメールで簡単共有できるから、家族みんなで活用できる株主優待として優秀!
⚠ 向いていない人の例
- 短期売買や値上がり益だけを狙いたい
- アパレルに全く関心がない/優待を使う予定がない
- 優待廃止リスクを極端に恐れるタイプ
→ こうした場合は、同等の配当を出している「食品系」「電力・通信株」などのほうが無理なく保有できるかもしれません。
✅ 結論:ユナイテッドアローズ株は“楽しみながら得をしたい人”に最適!
「好きなブランドの服が安く買えて、配当ももらえて、未来の成長も応援できる」
これほど感情と合理性が両立した投資は、そう多くはありません。
- ファッションに興味がある人
- 優待生活を始めたい人
- 配当を受け取る安心感が欲しい人
そんなあなたにとって、ユナイテッドアローズ株は間違いなく“選ぶ価値のある1銘柄”となるはずです。
12. まとめ|今ユナイテッドアローズ株を買うべきか?
ここまで、ユナイテッドアローズ(証券コード:7606)の
株主優待・配当・利回り・将来性を徹底的に深掘りしてきました。
そのすべてを踏まえて、「今この株を買うべきかどうか?」を整理し、投資判断をサポートします。
本記事の総まとめ(ポイント振り返り)
項目 | 内容 |
---|---|
株主優待 | 年1回、15%割引券を2枚(電子チケット形式) |
優待の使い道 | 店舗・公式ECともに利用可能。対象ブランド多数。 |
配当金 | 年間74円(予想)で利回り約3.5%(株価2,100円換算) |
総合利回り | 優待をフル活用すれば10%超も実現可能 |
中期ビジョン | OMO推進・海外出店・人材戦略などで持続成長が見込める |
株価水準 | 年初来高値からの調整局面、今が買いやすい価格帯 |
結論:使って、育てて、楽しめる“本気の優待銘柄”
- 優待の実用性:使いやすさ抜群の電子チケット&対象店舗多数
- 配当の堅実性:3%超えの連続増配+高配当利回り
- 将来性の明確さ:EC・海外・人材投資と、多角的な成長戦略
- 買いやすさ:100株=約21万円と、初心者でも手が届く価格帯
これらが全て揃った今、ユナイテッドアローズ株は「買う理由のある株」だと断言できます。
📦 生活がちょっとラクになる!人気の株主優待まとめ
本記事は、下記の公式ページをもとに体験と調査を加えて執筆しています。
▶ ユナイテッドアローズの公式ページを見る※株価・配当金・利回りなどの数値は、2025年8月時点の情報をもとに、Kabutan、Yahoo!ファイナンス・SBI証券・各社IR資料などを参考に筆者が独自に集計・算出したものです。市場の状況により変動するため、実際の投資判断はご自身で最新情報をご確認ください。