育休パパ日記

「うちの子だけ?」って思ったけど、みんな同じだった話。心が少し軽くなった日の記録


はじめに

子どもを育てていると、「うちの子だけこうなのかな?」って、不安になることがある。
周りの子が当たり前のようにできていることが、自分の子にはまだ難しかったりすると、つい比べてしまったりして。

でも今日、そんなモヤモヤが少しだけほどける出来事があった。


「成長をサポートしてくれる場所」での出来事

うちの子は、今、ある“成長をサポートしてくれる場所”に定期的に通っている。
そこで今日は、初めて“同じ年の子”と向き合って取り組む時間があった。

ワークが終わった後、先生から親向けのフィードバックがあって、相手のお子さんの保護者の方も一緒に話を聞く時間があったんだ。


共通していた“目を合わせない”ということ

先生からのフィードバックで、共通していたのが「目を合わせて話すのが難しい」ということ。
お互いに会話するときに、顔を向けていても目が合わないんだって。

正直、「うちの子だけかも」と思っていたから、その話を聞いて思わずホッとしてしまった。
他にも同じような子がいること、そしてそれを“その子の個性”として受け止めてもらえる場所があることが、すごく救いだった。


コロナ禍で生まれた子どもたちが見てきた世界

息子が生まれたのは、コロナ真っ只中。
ずっとマスクの大人たちに囲まれて、表情が読み取れなかった時期も多かった。
外に出る機会も限られ、他の子どもたちとのふれあいも思うようにできなかった。

その影響が“育ち”に出ているのかもしれないと感じることもあるけれど、誰が悪いわけでもない。
今できることを、焦らずやっていくしかないと思っている。


それでも、ちゃんと“目を見て訴えてくる”

最近の息子は、自分がやりたいことや伝えたいことがあると、しっかり目を見てくる。
その目は、まっすぐで、真剣で、ちょっと泣きそうになるくらい必死だ。

誰かと話すのが苦手だったり、目を合わせるのが難しいこともあるけど、
「伝えたい」っていう気持ちはちゃんとあって、それを僕に届けようとしてくれてる。

その姿を見てると、焦らずゆっくりでいい。
ちゃんと“育っている”んだなって思えるようになった。


まとめ:「“うちの子だけ?”という問いの、その先へ」

「うちの子だけ?」って思ったことも、たぶん正解じゃない。
“みんな同じ”なんて、そもそもないのかもしれない。

ただ、親である僕たちは、「できるようになってほしい」「うまくやってほしい」って、
どこかで無意識に“期待値”を子どもにのせてしまう。

でも本当は、誰かの基準で測った“成長”より、
その子がその子らしくいられる人生を歩んでほしいと思ってる。

たとえ今、親ができるサポートが“正解”じゃなかったとしても。
一緒に悩んで、一緒に考えて、“味方でいよう”と決めていること自体が、
きっと子どもにとっての支えになると信じたい。

今日もまっすぐに訴えてくるあの目を、
これからもちゃんと見ていきたいと思った。

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